登録名：夢咲ありす
コードネーム：真実は夢の中
性別：女
出身：千葉県日ノ橋市
誕生日：1/14(「鏡の国のアリス」作者、ルイス=キャロルの没日)
身長：147.9cm
体重：不明(常にちょっと浮いてる)
血液型：AB
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：オルクス
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：アリスブルー/水縹色
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父、母
好きなもの：わたあめ
嫌いもの：両親
趣味：おひるね

・戦闘適性：C
・継戦能力：B
・命令順守：B
・陣頭指揮：C
・社会適性：C
・RC技術：A
・衝動耐性：A
・特異能力：EX

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。眠りをスイッチに、自分を中心とした様々な事象を改変する。世界は、彼女の夢と接続され、あらゆる物体が、夢の中を微睡む彼女の気まぐれのままに自由に捻じ曲げられる。
シャボン玉のように不安定で、金剛石のような確実性を持ち、織られて間もない糸のようにか細く、繊細に構築された彼女の「世界」は、彼女が見る夢をそのまま反映するかのように複雑に変化していく。彼女の意識の有無や是非に関わらず。

幼少期、本人も無自覚にオーヴァードに覚醒。その原因は不明ではあるものの、純度の高いオルクスの「因子」を内包した夢咲は、寝ている間、自身の夢の中の世界と現実空間を接続、干渉する力を手に入れてしまう。眠るだけで、夢を見るだけで、無自覚に、無差別に、現実世界を捻じ曲げていく彼女は両親からも忌避され、最低限の保証や養育はされていたものの、親子関係は疎遠になっていた。
ある日のこと。これまでの生活に対する不満がそのままストレスとなっていたのか、それとも、彼女自身に何か心変わりがあったのか、精神的なふかによって、彼女のレネゲイドが暴走。周辺区域、およそ半径10キロメートル圏内の全てが、彼女の夢によって生み出された虹色の霧の中に包まれる。秒単位で繰り返される現実改変の波と、奇妙奇天烈な妄想によって生み出された生物、建造物の数々。これを対処するために、周辺のUGN支部が総動員で導入。原因である夢咲の捕縛と鎮圧を目的とした大規模作戦が行われた。数々のUGN関係者の尽力により、事態は収束。夢咲ありすという一個体に対し、厳重な拘束、凍結処分を下す声が多数上がったが、当時UGN本部での研修と研究任務を終え帰還していた「亜架翅」というエージェントが、彼女の管理と教育者としての役割を買って出、夢咲の戦力的登用とオーヴァードとしての安定化を実現させることを約束に彼女の身柄を預かった。
この数か月後、数名のチルドレンを実験体として扱う形で「プロジェクトAtoZ」が始動。被検体名簿の中には、夢咲の名前も記録されていた。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

オルゴール型の干渉因子制御端末「リナリール」を使用する。夢咲が睡眠中に放つオルクスの現実干渉因子の量を制限し、有効範囲を極端に狭小化させることで、現実改変能力の暴走による不可逆の異常変化を未然に防ぐ役割がある。
生体リンクの位置は左の頬。靄のような紋様が刻印されている。