容姿・経歴・その他メモ

「いいなあ、金持ちってのは。あいつらきっとトーストにジャムとバター付け放題なんだぜ」
「タイヤ2個ついてりゃなんでも俺の思い通りさ」
「行くぞ！お前に命を吹き込んでやる！」
「いいぜ、10秒だけ付き合ってやる・・・ついてこれるならな！」


栄養失調気味で痩せぎすの少年。
私服は貧相なシャツに一張羅のライダージャケットを着ている。
常に極貧に喘いでおり、将来の夢はラーメンのトッピング全部乗せゴージャス丼を食べること。

UGNエージェントとしては大した能力を持っているわけでもないが
二輪車・・・特にエンジンのついたものにはどんな車種でも瞬時に操って見せるずば抜けた適正を見せる。

その能力を買われてUGNが秘密裏に開発した秘密兵器「ガーランド」のパイロットに選ばれる。
ガーランドの機動力があるためUGNとしては「使い勝手のいい」エージェントでもあり、
ことあるごとに東西南北問わず呼びつけられ誰でもいいものをはじめとして、国内外あらゆる場所であらゆる任務を押し付けられている。

行動は装備の関係上、とにかく派手ではた迷惑、必要とあれば現実のスタントでもやらないような危険運転も躊躇いなく実行する。
そういった問題もあってか給料はろくに支払われておらず、任務一件につき手取り数千円から1万円程度が関の山。

一応、保護した少女、命の生活費が振り込まれるお陰で最近はギリギリ人並みの生活ができるようになった。


幼いころに事故で家族を失い、天涯孤独の身の上。
そのため、一人ぼっちの子供にはついつい感情移入をしてしまう。

ただし、それは人間のみならず犬猫動物諸々にまで節操なく、
彼をカモとみなした半野良猫、半野良犬が大して広くもない自宅を我が物顔で闊歩している有様。
家だけは親に遺されて一軒家だが、オンボロで価値があるのかないのか。
表向きはただの大学生で並み程度の学校で悪友と馬鹿をやっている。


-ガーランド
単純にバイクとして見ても既存のバイクを完全に上回り、フォーミュラーマシン並のスピードに加え、
最高出力は525馬力、最大トルクは60.6キログラム、最高時速は320キロメートルを誇る、モンスターマシン。
強度や装甲も既存の車両とは一線を画し、四輪車両とぶつけても逆に横転させてしまうほどとなっている。

真骨頂は戦闘形態としての搭乗者をすっぽり包み込むように立ち上がり、パワードスーツのような人型への変形。
二輪時の操縦性、レスポンスを活かしつつ、複雑な挙動はレネゲイドによる思考コントロールを併用し、
二輪車の得意な暁人でも精密な挙動を実現した戦闘兵器である。

欠点としては試作段階のため、まともな武装が施されていないことだが、
それでも出力と装甲、暁人の操縦センスにより並みのエージェントでは追随できない領域での戦闘を可能とする。

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