容姿・経歴・その他メモ

「あはは…。ごめんなさい…"愚図"なもので。後始末、私がしておくので…はい。」
「ﾋﾟｺﾋﾟｺ(…やっぱり、ゲームをしている時が一番気楽で良いや。)」
「中途半端に"助ける"なんて言わないで…！あなたに何が出来るって言うの！？」


FHにおいてもクラスにおいてもカースト底辺のゲーマー少女。

偶然オーヴァードとして覚醒したところを運悪くFHに目を付けられ、
拉致同然の形で本人の意思に関係なく無理やり協力させられている。

いつも笑顔を絶やさないが、それは彼女の本心からのものではなく、
他者からの必要以上の暴力や罵詈雑言に晒されない為の防衛本能によるものであり、
自然と作り出した"仮面(ペルソナ)"にすぎない。

怒って反発したり、悲観して泣いたりするとよりたくさん酷い目にあわされる日々だった為、
"笑っている事にした"…らしい。

少なくとも、どんな状況下でも笑顔を張り付け、
笑っていればいじめっ子もFHの偉い人も呆れてそれ以上の手出しはしてこなかったから。

誰に対しても笑顔で対応をする為、友人の類も多いのかと思われそうだがそんな事はなく、
学校でもFH内でも孤立しており、独りで過ごす事の方が圧倒的に多い。

…とはいえ、彼女自身も他者の事に関してはまったく信用をしていない為、
独りでいる事自体は苦ではなく…というか、寧ろもう慣れっこになっている。
少なくとも一人でいる時は誰かに怒鳴られたり酷い目にあわされる事もないのだから…。

学校の休み時間や数少ない任務の合間の空き時間中は一人で携帯ゲームで遊んでいる事が多い。
レトロゲームの類が好きで特にストーリー性の無いクリア条件のないようなタイプのものを淡々とプレイしている。

本人曰く、下手なストーリーのあるようなものよりも気楽でいい。
ストーリーのあるものは"夢"とか"希望"とかの単語が良く出てくる上に、
ストーリーの根幹にも関わっている事が多いからやっていて辛くなってくるそうだ。

戦闘時はゲームで鍛えた【感覚】による〈射撃〉攻撃を得意とする。

曰く、ﾌﾞﾗｯｸﾄﾞｯｸﾞに覚醒出来たのはゲーム機の充電という点で有用なので、
そこだけは数少ないオーヴァードに覚醒出来て良かった点だという。

今の夢は「FHという抑圧された環境を脱出して"自由"を手にする」ことだが、
少なくともその目途はまったく立ってはいないし、
叶う可能性は限りなくゼロに近い事を自覚している為、半ば諦めているような状況だ。

■白宮有紀(しらみや-ゆうき)


同セル所属の上司であり、幼なじみでもある"白宮有紀(しらみや-ゆうき)"に対しては、
嫌悪感…というよりは、自分とは生きる次元の違う存在としてみなしており、
幼なじみという本来であればとても近しい関係性がありながらも、
自分の方から彼女に対して物理的にも精神的にも意識的に距離を取っている日々が続いている。

有紀と親しくしているとそれだけで同級生からもFH内のメンバーからも"嫉妬"の様な悪感情を向けられ、
それが起爆剤となってまた酷い目にあわされる事が過去に幾度もあったので、
それも彼女を避ける遠因になっていたりもする。

■黒上珠緒(くろかみ-たまお)


同じ学校の転校生であり、席の隣同士の"黒上珠緒(くろかみ-たまお)"。
たまたま隣であったことから教科書を貸す等している間に仲が深まった存在。

FHにおいてもクラスにおいてもカースト上位に食い込む"白宮"とは異なり、
転校したてという立場も手伝ってか教室内で孤立を深めていた"ウイ"に"白宮"以外で
よく声をかけてくれる数少ない(少なくとも"白宮"よりは立場が)対等な"友人"として、
"ウイ"も幾ばくか心を許している節がある。

人物

■一人称：私　■二人称：あなた/(苗字)さん/(CN)
■口調：～だね。/～だよ/～かな
　　　(基本的に優しい口調で喋る…が、それは彼女の作った仮面(ペルソナ)にすぎない)
■性格：表面上はとても温和な年相応の女の子に見える…が、
　　　　実際は無理してそう見せているだけであり、本質的には人見知り。
■好きなもの：レトロゲーム
■苦手なもの：悪口/暴力/抑圧

出会ったPC

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