容姿・経歴・その他メモ

【設定】
UGN瀧浪支部所属のUGNエージェント。普段は学生をしながらUGNの仕事をしている。
口数が特別少ないわけではないが多いわけでもない。天然なところもあり、割と簡単に騙される。
後述の「鐘の音」が聞こえることを嫌って親密にならないように初対面では比較的冷たく接するが、根の優しさが隠せておらずなんだかんだ上手くいかない。
また一度決めたことは苦しい思いをすることになってもやり遂げる意思の強さも持ち合わせている。それはひと時でも目を離して、手を離してしまったことの後悔から来るものである。
レネゲイドウイルスによる影響か、骸骨の幽霊のようなものがそばにいる。名前はあるらしいが長くて覚えにくいので「バーフ」と呼んでいる。本人曰く「先祖みたいなものだ」と言っているが詳細は不明。なお非オーヴァードには見えない。普段はまあまあうるさいため邪険に扱われているが、保護者代わりでもあるらしい。またギャグとシリアスの切り替えが早いタイプ。（大体はDロイス【奇妙な隣人】である。）
過去の件をきっかけに「人は死ぬべき時が来れば死ぬ」ものだと思っている。そして願わくば誰も不幸にならず安らかに眠って欲しいと。そのためジャームを「死ぬべき時を見失った亡者」と認識しており、死を以って救済を与えることが己の役割としている。



【経歴】
元々は普通の家庭で育った。どこにでもいるような、何も変哲もない。だけど平和な日常。
そんな日々がずっと続くと思っていた。
しかしある日を境に変わってしまった。

その日は両親と共に旅行に出掛けていた。
ただただ楽しい時間が過ぎていた。
そうしていると、突如何かを感じ取って不意に立ち止まった。
────鐘の音が聞こえる。
それが何か、その正体を探そうと周りを見渡したが何も見つけられなかった。
先に進んだ両親が振り返り声をかけてきた。
気の所為なのだろうと、二人に追いつくため歩き出そうとした。
その瞬間、両親が目の前から消えた。視界が赫く染まった。
何が起こったのか理解するのにそう時間はかからなかった。
喪った。　失った。　亡った。　喪失感が襲いかかった。
絶望に苛まれそうになり赤く染まった視界を手で覆いそうになったとき、何かと目が合った。
蒼い焔が目に宿った骸骨だった。
吸い込まれるようなその焔を見ていると、内側から何かが湧き上がり引き起こされる感覚を覚えた。
────神託は降った。ようやく汝と出逢えた。
そうしてオーヴァードに覚醒し、彼と出逢ったのだった。

レネゲイドについては彼から大凡教わり、その後霧谷雄吾を介してUGNに所属することとなって、紆余曲折を経て現在に至る。
現在はそれなりに経験を積んでおり、危険なシンドロームでありながら強い意志を持って堕ちることなくコントロールしている。

後から知ったことだが、「鐘の音」は天命の近しい者がいるとそれを報せるように鳴り響くものだった。
ただし全ての人のそれが聞こえるわけではなく、無関係の者でも聞こえはするが、ある程度親密な関係の者に対してほど聞こえやすくなるらしい。



【能力】
己を死へ、ジャームへと追い込むことでその力をより引き出す。相手に死を告げるだけでなく自分自身も死の淵へと近づいている、という行いに対して矛盾する”背徳”的なものであることから、「死を告げる天使」であると同時に「生死の境界を歩く堕天使」でもある。それはオーヴァードの危うさも指し示している。
オーヴァードもといジャームはその性質上容易に死には至らないため、一撃に特化するのでなく二撃三撃と追い討ちをかける戦法を取る。
影から影へと写し取り、鎌で刈り取ると共にレネゲイドの一部を引き摺り出し変革させることで内側からダメージを与える。
相手にその天命を受け入れさせて魂を解く。そのためか対オーヴァードに特化した【対抗種】に目覚めている。
因みに翼が生えているのは骸骨の「バーフ」にそういうものだと教えられたかららしい（こちらも普通の人には見えない）。



一人称：わたし
好きなこと：食べること
嫌いなこと：うるさい人

カラーコード：77CC99

履歴

セッション履歴