ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

比屋定 晴世 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“ジョセフ”比屋定 晴世ヒヤジョウ ハルセ

プレイヤー:ナシゴレン

年齢
十五歳
性別
星座
射手座
身長
176cm
体重
血液型
O型
ワークス
UGNチルドレンB
カヴァー
刑事(見習い)/UGNイリーガル
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
サラマンダー
HP最大値
30
常備化ポイント
4
財産ポイント
1
行動値
4
戦闘移動
9
全力移動
18

経験点

消費
+84
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 いい両親に恵まれたと思う。…だからこそ、レネゲイドに関心があるだなんて驚きだ。
平凡な家庭
経験 白兵武器、射撃、RC、その全てのセンスが俺には微妙だった。
大失敗
邂逅 女性の様な容姿をしていたあの人。…勿論男だったしでボコボコにされて始まったよ
任意:師匠
覚醒 侵蝕値
感染 14
衝動 侵蝕値
妄想 14
その他の修正2神秘の肉体+6 UGNセラピー-5(下限値30)
侵蝕率基本値30

能力値

肉体4 感覚1 精神2 社会2
シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃+5=12 RC1 交渉
回避1 知覚 意志5 調達
情報:UGN2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者:必中の弾丸 必中の弓相当。
ピストルズ 信頼 めんどう 「こいつらレネビとも違う存在らしいし飯食うしで本当良くわかんねぇ…いい奴らなんだけどな」
師匠 尊敬 無関心 「俺は俺。貴方は貴方。…そうだろう?」
アペルピスィア 執着 敵愾心

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
神秘の肉体 1 常時
エフェクトの効果でいずれかの能力値の数値を参照する時、『肉体』を参照出来る。
鳳凰の翼 6 マイナーアクション 4
肉体の能力値を使用したあらゆる判定の達成値を+LVx3する。この効果を適用した判定を行う度にHPを2点失う
爆砕の氷炎 5 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 範囲(選択) 武器 6
組み合わせた攻撃は対象が『範囲(選択)』になり、ダメージに+LVD。このエフェクトを組み合わせた判定に使用された武器は破壊される。
結合粉砕 1 メジャーアクション シンドローム 4 ピュア
組み合わせた判定のダイスに+LV個。対象の装甲値を無視してダメージ算出。
氷盾 4 オートアクション 2
ガードを行う際に宣言。受ける予定のダメージに-LVx5
熱感知知覚 1
熱を視覚として知覚する。暗闇の中でも熱で物を見る事が出来、残熱を追う事で対象を追跡出来る。体温の変化から感情や体調の変化も読み取れる。〈RC〉で判定させても良い
プラズマカッター 1
プラズマで何かを焼き切る。数十センチ程の壁や床でも正確に焼き切れるが、集中力がいるので武器には使用できない

コンボ

「やるぜ。『セックス・ピストルズ』!!!そして『波紋疾走』!」

組み合わせ
鳳凰の翼(神秘の肉体)
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

そのシーンの間肉体の能力値を扱う判定の達成値を+18(21)。神秘の肉体でエフェクトを組み合わせた判定の場合、その判定に鳳凰の翼を適応する。鳳凰の翼適応後、使用した判定ごとにHPを2点失う。

師匠から託されたリボルバー。それにピストルズの宿る弾丸を込める。その際特殊な呼吸法を行うのだが、反動として肺が破れる。

「行けっ!ピストルズ!『クロスファイヤーハリケーン』!」

組み合わせ
爆砕の氷炎結合粉砕
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
武器
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
1+4
10
12+28
13+6D
100%以上
1+5
10
12+31
13+7D

このコンボを使用後、武器は破壊される。装甲貫通。
相手が複数の場合、クロスファイヤーハリケーンスペシャルに変更される。アンク状に五発、弾丸を打ち込む。

「『freeze』!」

組み合わせ
氷盾
タイミング
オートアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
2
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

ガード時に受けるダメージに-LVx5。
結合粉砕、爆砕の氷炎。炎を操れる君が、氷がいけない訳がなかったんだ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
必中の弾丸 射撃 〈射撃〉 0 13 視界 元データ必中の弓

この攻撃の判定の達成値に+10
エフェクトによるダイスを減らす修正を受けない
ネームド 必中の弾丸。住み着く妖精?の『セックス・ピストルズ』
デコ 弓ではなく『弾丸』に。一発一発にピストルズが宿る
エピック 15 武器の攻撃力に+2。また、武器の破壊を一度無効化する
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
特異体 20 神秘の肉体を取得
デモンズシード 3 鳳凰の翼の最大レベル+1。侵蝕率に+1
S&W 【M500】 2 あの人に貰ったリボルバー。思い出の一品相当
ネームド
サイドリール 15 射撃武器による攻撃力に+1D
達成値に+3
コンバットフォーカス 5 攻撃の達成値に+2
UGNセラピー 10 基本侵蝕率に-5。
デコ 「美少女との日々にしてもらってる。ゼノスの人は美人が多いので本当好き」
UGN幹部 1 情報:UGNの判定ダイスに+3個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 22 124 68 0 214 0/214
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

金髪ではあるがそれは染めたもの。地毛は黒
ナンパでチャラ男。過去に見た作品の影響で『女性には敬意を払え』『女の子が悲しい時はお前をぶん殴れるまで寄り添ってあげろ』と言う思考回路がある。

自らをジョセフと名乗る時がある。

やけに人に好かれる部分がある。特に男性と幼児。本人は女性が良いと言うが悲しいかな。彼が『恋愛対象として見ていない』人物に好かれる系統がある。

履歴

一人称 俺

それこそが出会いだった

「……」

落ちこぼれUGNチルドレン。それが彼を取り巻く周りの評価だった。

白兵適正 射撃適正 RC適正 バッファー タンク 交渉 情報

その全てが微妙の一言に尽きた。…そんな中で彼がどうしていたのか。

(…美人いねぇかなぁ…)

劣等感を感じる?敗北感?焦り?そんなものを彼は一切感じていなかった。チルドレンになったのだってたまたま自分が周りの人とは違う力を持っていたのが選ばれただけ。境遇にこだわりもなければ、死への恐怖すら薄れていた。なんとなく生きてなんとなく死ぬのだと、楽天的な性格と非日常に住む彼はそう思っていた。

「…なっ……」
そして彼は見つけた。長髪にオッドアイ。身長は…女性としては平均的。少々体型にはボンキュッボンからボンを抜いたような体型だが…何より目がいい。覚悟のある、クールな、『自分とは違う目』そして『周りと違う目』

「…へい!そこのお嬢さん!どうです?これから俺とお茶でも───

刹那、体のバランスが崩れた。声を掛けようと近づいた瞬間に足をかけられて転倒した。…鋭い感覚…エンジェルハイロゥ混じりだろうか。転倒しながらそんな事を考えていたので、当然受け身は取れずに背面を盛大に強打した。

「…お前…俺が女に見えるのか…?目ん玉取り替えた方がいいぞ…」

転倒して天井を見上げていると、上から覗き込まれるようにそう声をかけられた。…言われてみればまぁ男か?となる様な人だった。と言うか声が男だった。

「…あ、…あぁ!失礼しました!じゃ、お、俺はこれで…」
「待てやお前。…ちょっと来い」

こうして誘われたのが数年前。…俺の非日常は良くも悪くも『奇妙な冒険』へとなった。

「お前はジョセフだ」

「良くも悪くも有名人なんだよ。お前。落ちこぼれと聞かれればそうでもない。だけど確かに優秀ではない」
「俺的には自分のことガチの無能だと思ってますけどね。…UGN『チルドレン』でこれですし」
「所詮ガキだろ。英才教育受けたってバカはバカだしつい最近まで野生児だとしても天才はすぐ頭が良くなる」

ついてこいと言われて街中を歩きながら俺はそんな会話をその人としていた。突き放す様な肯定する様な。そんな体験したことのない会話をしてくれた。

「…着いたぞ」

と言われて着いたのは一つの工房?と言うには狭いし家だと言うには専門的過ぎる、そんな場所だった。

「…厄介払いだ」

とその人から六つの弾丸を投げつけられる。

【おいおいお前。…もしかしてオレ達が分かるのかぁ!?】
【見えるなら返事してくれ!ご飯をくれ!】
【この人見えてるはずなのに無視してきて…ガッツが足りないよ〜】

「…えっと…何か言いました?」
「へぇ……いいや?なにも?」

じゃあなんだ。この甲高い声は。何処から聞こえているんだ…?

【No.3!ご飯もらったらすぐオレに渡せよッ!】
【落ち着けってNo.5!まずは仲良くしてる姿を見せて好感度を稼ぐんだ!】
【それを声に出したら意味ないぜNo.6!】

暫く考えて受け取った銃弾を見るために握っていた掌を開くと…そこに居た。

【〜〜〜〜〜】
「……は?」
「そいつらが見えるならやるよ。なんでも『そいつらは銃弾を操ったり独立で行動させられるらしくて』な。…俺的には、レネゲイド由来の弾丸なんて死んでもごめんだが」

その人が言うと怒った様に額に大きく『1』と記された妖精がその甲高い声を荒げた。

【だ〜か〜ら〜オレタチはレネゲイドなんかじゃないって言ってんだろ!?】
「じゃなかったらなんだよ。妖精とでも?」
【昔の人達はオレタチの事『傍に立つ者』とか『立ち上がる為の力』として『スタンド』って呼んだぜ!】
「昔にはレネゲイドウィルスって呼称もないんだからそりゃそうだろうが」

俺を置いてけぼりでコントの様な会話をする…妖精?達。取り敢えず可哀想なので何か…

「…これでも食うか?」
とポケットに入っていたチョコバーを取り出す。途端に反応が大きくなったので、意外と何を与えても嬉しいみたいだ。

【デカいからちょっとでいいぜ!残りはアンタが食ってくれ!】
「アンタじゃない。今日からお前らの主人の『晴世』だ」

特に深く考えずに彼らを受け入れた。…否、『契約した』…少しだけ、心の奥底で何かが変化した気がする。前のこいつらとの契約者が居るなら、その影響だろうか?…てかなんでこいつらNo.4が居なくて1、2、3と5、6、7なんだ?

「晴世って言うのか。お前」
「あ、はい。比屋定。比屋定晴世です。ちょっと変わった名前でしょう?俺は気に入ってますけど」

その人は俺を見定める様に見たのちに一言

「…お前、銃の経験は?」
「…まぁいつも通りでしたよ。白兵も射撃もRCも交渉も、情報も作成も全部並以下」
「今銃は持ってるか?」
「持ってないです。…と言うか任務で渡される以外は手ぶらです。どうにもあの支部で渡される武器はレネゲイドが濃くて俺には…」

そう俺が言うと少し考えた後に一丁の銃を向けて差し出してきた。

「…なんでお前みたいな変態でどうしようもない雑魚にここまでするのか俺すら分かんないが…こいつを『やる』」
「…リボルバー…?それもかなりデカい…」
「S&W…カタカナに直すなら『スミスアンドウェッソン』社。そこの『地上最強』と謳われたリボルバー。『M500』だ」

手に取ってみると確かな重厚感を感じる。重くそして冷たい。…不思議としっかり管理されているのを感じられた。

【ハルセ!銃を撃つならオレタチに任せな!装填して見てくれ!】
「…気にくはないが…まぁいい。そいつら入れて、あの的を打ってみろ」

言われるがまま、おぼつかない操作で銃に一発一発弾を込めようとして─── 【イーハーー!!!】

六発分の銃弾が勝手に入って行った。…こりゃ便利だ。

「気をつけろ。その銃は反動が─── ズガン!!!

最強クラスの火力の代わりに『ロマン』とまで称される程の弾丸を放つM500。それをオフハンド、しかも片手で撃ったものだからその反動は計り知れず、思いっきり後ろに吹き飛んだ。

【ヒーーーハーーー!!!】

そして打ち出された弾丸にさながらロデオと言った具合で乗っているNo.1。楽しそうに弾丸を操っている。

【ハルセ!次はオレ『タチ』だ!】
「…No.2とNo.3か。同じ弾でも行けるんだな?」

ゆっくりと起き上がるとその人からアドバイスが入る。

「よく狙え。実戦であんな吹き飛んだらお前は死ぬぞ。吹っ飛ばない様に体を支えろ」
「……今!」

流石に銃身が浮き上がったが、先程と違い転倒はしてない。…そして、驚いたのはその光景だった。

【行くぜNo.3!】
【任せろ〜!】

No.2と3が弾丸に乗っていたと思えば、飛び降りて銃弾を蹴り付けてその軌道を変えて、そして加速させていた。

「…連射出来れば……」

身体能力を上げるなら…『あれだ』

「コォォォォォォ……」
「…おまっ…その『呼吸法』…!」

肺が痛む。肺が破れて焼けそうだ。…だが、これでいい。俺がギリギリで『無能』を避けていた。UGNに『特異体』と称される理由になったこの呼吸法。

「それぞれ一発ずつに乗れ!No.5!6!7!」
【ま、任せてよ!】
【行くぜ〜!】
【引き金を引くんだ!】

ガンガンガン!…やっぱりだ。この呼吸中は『肺こそダメージを受けるが』運動能力は上がる。…恐らくだが、肺が耐えきれていないだけで回復能力だって上がっている。現に銃を撃って痺れていた手の感覚すら戻ってきている。

「…『波紋の呼吸』か…何処で覚えたんだ?」
「…何処でって言うか…生まれた時から?」
「…まるで『ジョセフ』だな」

良く分からないが…そうらしいならそう名乗らせて貰おう。

「…ジョセフ。カッケェ響きですね」
「…狡猾で、だが力強い。…お前は俺みたいに『漆黒の意思』じゃなくて『黄金の精神』に選ばれてるのかも…しれないな」

つっても、お前みたいにナンパしまくってたクズは能力強かったのに退場したけど…とかなんとか不穏なことを言われつつも、俺はこの銃弾に宿る奴ら、そして貰い受けた銃に可能性を感じていた。

「…さっきも言ったが銃とそいつら…『セックス・ピストルズ』はやる。精々役立ててくれや」
「なんか、色々とありがとうございます」
「…お前、人垂らしって言われないか?女に刺されてるとか」
「まさかそんな。寧ろ彼女募集中ですよ常に」

マイナスから『ゼロ』へ。超えてZZZ

それから暫くは、俺は色んな支部や部隊を転々とした。

「客人で遊ぶんじゃありませんわ!どうしてこうもうちはアホまみれですの!!!」
「まぁまぁ…」
「ねぇ!ハルセも『二丁目』持ってみない?それに『サラマンダー』ならもっとホットにやらなきゃ!」
予備の二丁目を腰に刺し出したのはこの時だった。

「貴方さえ居れば…もう私は…」
「いやあの…俺もすぐにここ出ますからね?そんな依存されても…」
「…裏切るの?」
「滅相もない!」
とある部隊の女性に好かれて、ここも離れると言った時には刃を向けられて本当に刺される所だった。…それどころか、首を一刀両断だ。

「火力なら任せてください。サラマンダーです」
「料理を出来るのか聞いているんだが…」
「バーで働いてたんですよ?俺は。シェイクなら作れます」
「質問に答えてくれないか?」
「仲良いのね二人とも。私も混ぜて?」
世界的スターの護衛に着いた時はそこのボディガードの女性と仲良くなったりもした。

「子供、好きなんですね」
「あっ、貴方だってそうでしょう!?」
「…これセクハラ案件…?」
「…給料から引かせてもらいます」
後は…女性に対しての口の聞き方は気をつけろとか、『バイザーで見えないその奥の瞳を見ろ』だとか。色々学ばせてもらった。

「…そうして戻って来たと思えば、知らされたのは『あの人の失踪、どころか離反。…ですか」

UGN日本支部支部長。霧谷さんからそんな事を伝えられた。

色んなところを転々としている俺の立場はすっかり日本支部所属…とした方が楽だとかでそうなっていた。…波紋の呼吸と言われたそれとこいつら、ピストルズ。…俺の実力も上がっていたし、嬉しいことだ。

「…いえ。別に。何も思う事はありませんよ。…立場と考え方が違っただけだと思っていますから。俺は『人を守る事で輝く精神』だった。あの人は…『この組織に見出していた理想がなくなった。ここでは追いかけられなくなった』…とかじゃないでしょうか」

…色んなところを転々として来て分かったのは『UGNだって腐った部分がある』と言う事。…俺が出会った時には正義をこの組織で見ていたあの人がここを追わなくなった。それどころか…と言うのなら、きっとそいつがなんかしたんだ。

「『貴方は好いた人を盲目的に人を信じる部分がある』…か」

正にだなと思ってしまう。正に今、この思いだ。

黄金の精神

俺は自分の中の恐怖に打ち勝った。恐怖に打ち勝つ『勇気』を見せた。
強くなるにつれて、昔の俺の様な人を『守れる』様になった。過去の俺を見てる様で『寄り添える』事だってあった。
どんな困難だって乗り越えて跳ね除けた。
『覚悟』だってしていた。出来た。
俺の宿命を潔く受け入れる事にした。…波紋の呼吸。これを継いだ理由は俺にきっとあるはずだから。
…後は、無責任なのはやめようと思った。
【女の子ナンパしておいてよく言うぜ!】
【早くあの部隊に戻ってやったらどうだぁ?】
【バーのマスターにちっちゃいけど覚悟決まってるお嬢様の元にもだ!】
【狙撃手のねーちゃんもだと思うぜ!】
【あのスターの人とかどうだ?】
【ボディガードの人だっていけそうだよぅ】
…こいつらもうるさいしな。

だからこそ夢を追いたかった


「身の振り方を考える…ね」
人とは、悩む生き物だ。…かく言う俺も、だが。

UGNに所属『していただけ』の俺の心は師匠との出会いで再び動いた。…なら、次は?あの事件を経て俺はどう言った結論に至る?

「…辞めるか。ここ」
辞めるとして、辞めるとしてだ。俺がしたいことは誰かのところに…女の子達の所に身を埋める訳じゃない。更なる俺の可能性を探し、俺の『理想』に近づける場所を探す。

「しっかりとした規約があって…武力だけじゃないな。それ以外でも何かを守ったり出来る所がいい。…ってなるとやっぱりか」


幸いにもコネはあった。俺の実力を知るあいつが、俺の夢を知るあいつが俺を招待してくれた。

「…見てってかよ師匠。アンタがUGNを抜けて何かを考えたように…俺も、真似って訳じゃないけど飛び立つことにした。『翼が風を受けて飛び立った』…『赤い鳥』って訳だ」

攻撃力は俺に足りていたからこそ、今必要なのは───

「誇り高い『意志』そして『防御力』…だな」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
前編 50

チャットパレット