容姿・経歴・その他メモ

ブラックドッグとノイマンのクロスブリード。
ノイマンの回路増強という特色が電流を操るブラックドッグの特色と融合することで、反射速度･身体制御･演算速度を極限まで向上させるシンドロームとして発現した。
その特色上白兵戦に長けており、偶然の余地を挟まぬ『不可避の一撃』によって、相手の命を刈り取る。
白兵能力を向上させるため、身体のおよそ半分を機械化している。

彼は後天的にウイルスに感染し、当研究施設によって保護した。
ブラックドッグとしての能力を色濃く発現させていた幼少期においては、それまでに確認されていたブラックドッグのオーヴァードたちとは比較にならない放出電力量を記録した。
この力による身体への負荷を鑑み、体内にシーケンサを埋め込むことで放出電力量を抑えることに成功した。

演習用オートマタとの模擬戦にて、素晴らしい結果が出た。
彼は、白兵戦闘において、一種の『未来予知』ともいえる精度の予測が可能であるようだ。
ノイマンの能力がブラックドッグに追いつく形で表出してきたことによるものだろう。
ただ、あのときの彼は―――
いや、これには主観的情報が含まれる。
後日改めて追記事項とする。
――記『UGN第XX研究所 明日葉 勇 調査研究報告』 音声報告

補遺：UGN第XX研究所は、現在FHの襲撃を原因とする倒壊により放棄されています。

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