容姿・経歴・その他メモ

ニカリと歯を覗かせた笑みが癖の細マッチョ。かなりの高身長で、髪は染めている。
格闘家として南米で一山当てたというか爆破させるくらい荒稼ぎしたが、本人の無頓着さや貨幣価値の差やゴタゴタもあったため、今現在の彼は貧乏である。UGN？飯奢ってくれ。
大きな目的を失い日本にてフラフラとしている中、その力を買った（というかこんなオーヴァード野放しは怖いと判断した）UGN日本支部に勧誘（という名の捕獲）を打診されているが、よくわからんし面倒臭そうだから躱したりボコったりしている。美味いもんと俺より強えやつ連れてきてから話してくれ。
好きなものは
闘争、昼寝、辛いもの、強敵、でけえもん、善良な心、自然、自分
嫌いなものは
退屈、空腹、3行以上の発言or文章、悪辣な心、敗北、ヨハン

赤子の時、山中にて熊とともに発見された。熊の乳を飲んでいたのか健康状態は悪くなく、発見者の村落に引き取られるが、異様な雰囲気を疎まれ忌み子扱いで育ってきた。
自我も芽生え周囲の環境に嫌気が差し、単身南米へ渡る。外国語どころか日本語だって面倒臭いため肉体言語（というかステゴロ）を駆使して現地人とコミュニケーションを取り、格闘家としてちょっとしたものになる。
その刺激にも飽きてきたところに衝撃的な一目惚れをした（後に彼に聞いても「ありゃすごかった……あんまりにも【良】すぎた……きっと俺ぁ、あの時の衝撃でオーヴァード？とやらに目覚めたに違いねえぜ……」とのこと）ため、人生の一大目標として彼女への求婚を企てる。
しかし求婚前夜、帰路にてFHマスターレイスことヨハン・C・コードウェルに遭遇（UGNの目が届きにくい南米僻地にて極秘訓練を行っていたものと思われる）。
互いの好戦的な性格が災いし戦闘に発展。幼少より異常性を有していたものの、オーヴァードのオの字すら知らない彼は敗北。肉体的、精神的損傷と一大目標を失い、駆けつけた現地UGNエージェントに保護され、事件被害者→オーヴァードの可能性あり→大人の会議（お前の国で管理しろよーやだよーめんどいからお前がなんとかしろよーの悶着）→日本へ強制送還&日本支部の監視体制という泣きっ面蹴ったりに見舞われた。

正確な発症時期は不明だが、ヨハン戦にて発現したシンドロームはピュアバロール。本人がUGN（霧谷）からの説明を三日三晩かけて理解し、ようやく自覚的な異能者となった。
自覚後は能力使用時に、彼の両手の周囲を数個の暗黒球が浮遊する。まるで数珠のように見えるそれを媒介に重力を操るが、本人はぶん殴る補助くらいにしか考えていないため能力の無駄も多く直線的である。ほぼ野生の勘で使っている。
出力全開時には、さらに彼の背後に巨大な暗黒球が出現する。奥に【ナニカ】を感じるそれは、まるで覗き穴のようである。
ポッカリと昏い深みを湛える暗黒球は、重力ーー【この世の理】を揺さぶる。
本人の型破りな性格、獣のような生き方も相まって、彼を知る者は【何か別の次元から来た存在】のような印象を受けると言う。

【名前について】
空 太郎は現地で名前を聞かれているっぽい時に考えた。空は目の前にあったから、太郎は、日本の男はだいたいこの名前と聞いていたから。
（沖縄語読みをすると、空はてぃん、太郎はだらーになる）
Mi Seaは試合中よく叫ばれていた言葉から選んだリングネーム。スペイン語でMiは私の、seaは英語で言うbe動詞であるserの命令形。数多の野次や歓声から聞き取れた、意味の無い組み合わせ。
（片仮名読みをするとミセーア）

『研究者Sの安寧』にてロスト。ジャームとはならずこの時空から消滅した。
経験点17獲得。

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