容姿・経歴・その他メモ

　元オーヴァード事件の捜査担当刑事。理不尽を極端に嫌う性分であり、感知するとキレる
　霧谷や彼と志を同じくする上層部と懇意にしており、現場のエージェントを軽んじるような考えの上層部と対立構造を持つことが多い
　感情が高まると人が変わったように見える、なんだか怖いと低学年チルドレンに不評。

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「ハハッ、いや申し訳ない。もう少し情報があれば探しようがあるのですがね、その"凶悪なジャーム"とやらも。
　もっと手がかりはありませんかね？
『不安定なレネゲイド性質である』とか
『白衣の大人に異常に怯える』とか
『被検体にされていた』とか、ね。

　なあ馬糞野郎。あんた今、どこで俺の声を聴いてる？メスと縫合糸と潔癖な床がお前の目の前にあるんじゃねえか？
　俺は本部に顔見知りが多くてな、おたくんとこで開くお茶会に面子が足らねえなんて恥はかかせねえから安心してくれ。
　UGN日本支部長とその御一行がお越しだ。ティーカップは足りるかい？」
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世界がもう少し優しく在れば、

　傷付いたあの人が、愛する人の遺灰を抱えて泣かずに済んだかもしれない。
　不器用なあの人が、護りたかった子を殺めずに済んだしれない。
　優しいあの人が、心から笑えるままでいられたかもしれない。


理想と向き合い、力不足を知った。理想に手が届かないことも理解した。理不尽なこの世界を呪った。
未だ解は見つからない。しかし、目の前で悪意に押しつぶされそうな人を見逃すことが私の願いに沿った行動なのだろうか。
否、断じて否だ。誰かが絶望の中で膝を折る光景を黙って見ていることなど出来るはずがない

炎を纏う。理不尽に中指突き立てるために、不条理に平手打ちするために立ち上がる。あの人を守るために。

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