概要

子供……に見える17歳、負けん気の強い少女。

能力の副作用で記憶の一部が曖昧になっており、常に手帳や端末を持ち歩いて記憶の補完を行っている。
強い副作用を持つ能力を嘆きつつも、他に"居場所"がない故に自らも傷つく戦いを続けていた。
それ故にUGNやFHのような極端な思想を持たず、"居場所"が欲しいだけの人間を庇護したいと考えるようになる。

アトランティスを立ち上げてからは、自分のように能力で不幸になる人間が戦わなくていいよう、能力の使用を厭わない強い少女。
常に手に持っているぬいぐるみは、手帳から意図して消去されている"■■(だれか)"からの贈り物らしい。

能力

"究極演算"能力。
自分の脳熱を完全にコントロールすることで瞬間的にノイマン以上の演算力を得て、限定的な未来予知が可能。
相手の攻撃軌道を予知できることを利用し、敵の攻撃を回避して自分の攻撃を当てる戦闘スタイルを得意とする。
ただし、能力を使用する毎に前頭葉に負荷をかけるため大なり小なり記憶が失われる。
失う記憶はある程度操作可能だが、自分にとって思い入れの強い記憶を失うほど、未来予知の強度が高まる結果が出ている。
よって、強敵との戦闘時には特に大切な想い出を失っていくため戦う事自体に強い恐怖と忌避感を覚えていた時期もある。
また、能力発動時の特徴として脳の痛覚をマヒさせるために過剰生成された冷気が周囲に散布される。

成長が凡そ小学校中学年程度で止まっている理由は、「記憶の欠落により、脳が誤作動を起こし成長を止めている」という説が有力。
しかし、謎の多いオルクスシンドロームの影響という事もあり実際にはよくわかっていない。

性格

ダウナーツンデレ。
前向きに物事は語らず、多少攻撃的な口調で周囲に接するがその実面倒見はかなり良く、優しい性格。
見色に流されないために非情になろうと努力しているため、優しいと言われると怒りがち。
見た目は幼いが、上記のような面倒見の良さからあまり子供として見られる事はない。

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