私はもう1人の私の事を良く知らない。
『私達はお前の事をよく知っている。』
何時からいるのかわからないし、
『私達はずっと貴女の傍に居たわ。ずっと傍に。』
人格が変わった後は、所々記憶が朧げだ。
『お前の苦痛は私達が引き受けよう。抑圧されたものは、私達が代わりに解放しよう。』
私はそれの声を聞くことは出来ないし、
『私達は貴女であると同時に、切り離された存在』
会話もできない。
『お前には認知はできない、してはいけない。』
しかし、恐ろしくはない。
『私達は貴方を愛し、大切に思い、尊重する。』
──ただ、私を守ってくれている
『何故なら──私達は、お前を守る為に産まれたのだから。』
それだけは、ハッキリと分かるから。
『いつか下を向く、その時まで』

別人格

向日葵は中心に筒状花と言う小さな花の集合体がある。別人格は筒状花のモチーフ（多分）。


一人称:私（わたくし）、私
他人称:貴方、お前

別人格は研究所の時に過度なストレスから生まれた存在。
抑圧された感情、恐怖、記憶。その集合体。
壊れないよう自らを守るために産まれた。
感情表現が出来なくなった彼女の代わりに大きく感情が動く時、代わりに出てきて表現する。
なので複数（感情、記憶）の自分の集合体なので"私達"と言う時が多い。

記憶の共有は別人格側は全てを見ることが出来る。フィルターのような役割……みたいな感じかも。

主人格

生まれた家庭はとても一般的。産まれた時から既に能力があったため度々不思議な事が起こったが両親は不気味がらず一人娘を大切にしていた。
しかし幼少期、未熟な心身と軽はずみな発言で能力が暴走。それにより自分の両親を自殺させている。その後親戚に引き取られるがその一家も同じく死亡。
その後呪われた子供として施設に預けられる。
そこでも知らずのうちに能力が発動したりして不気味に思われ避けられていた。

そうして暫く過ごしFHの研究員に引き取られた。

実験体

そこでは主にソラリスの能力を持つ子供達のみ集められており「花薬」についての研究をしていた。
目的は、ソラリスの能力者が精製する薬の向上。能力者自身が試飲しより良いものを国や軍に売り資金調達。そうして更には相手の脳、記憶等を操る、『洗脳』実験。能力者の育成。これを主に行っていた。
然し人間とは余分なものが多く完璧な存在ではない。凸凹している。
そこで彼等は【｜造花《クローン》】を作る事にした。最初に【｜生花《オリジナル》】の育成。ある程度仕上がれば、オリジナルを土台に、その凸凹を埋めたクローンができ上がる。
わーい完璧超人やったー
後にそれは『project:｜Artificial flower《アーティフィシャルフラワー》』と名付けらる。

その後

オリジナルを元に造られたクローン達が、何らかの暴走により研究所を破壊。その後姿をくらました。
研究所崩壊後、UGNエージェント達が突入。そこで実験体になっていたオリジナル達を保護した。

向日葵は当時、悪い事をしてきた自分は死ぬべきだと自殺未遂を起こすがその時研究所から保護してくれたエージェントの1人に止められる。
そのエージェントは、「自分も昔大切な人を殺した事がある。」と話していた。
そこから生きる意味や、同じ能力者だった事から正しい力の使い方も教えて貰って、UGNエージェントとなった。


生きる目的は、死ぬまでに多くの人を助ける事。良い事をするのが目標。

自分の能力についてはよく思っていない。
人と喋る時はいつも緊張して能力が漏れないよう気を張っている。
また過去の事もあり上手く眠ることが出来ない。その度に能力の練習がてら睡眠薬を作ったりしている。

戦闘スタイル

ひまわり畑を領域内に作成。首吊りの幻覚を見せつつ自身に首を絞めさせる。