容姿・経歴・その他メモ

世界一の男…ワールドカスタネッターを目指す男、ノノノノ・ソロ。
幼少期に親友　しいな（８歳）が事故する。
彼女とはカスタネットバトルで競い合ったライバルであった。形見であるカスタネット和銅・一文字を親族から正式にもらい受け
それを口にくわえ、更に両手の計3つのカスタネットを操る「カスタネットの三刀流」を編み出し、数々のカスタネット大会で優勝し、いつしか賞金レースで「賞金狩り」をいう異名までついてきた。

そんな中、彼を支えてくれていた幼馴染のケンジが、謎の殺人事件に巻き込まれる。
あの日、彼からのSOSの電話を受け、辿り着いたソロは廃墟のビルの部屋で血まみれのケンジを見つけたが、事切れた後だったのだ。
現場付近に居た謎の男、伊庭　宗一はケンジの遺体へ向かい「そこまでして…か。」と言い放ち、姿を消す。
唖然とするソロだったが、ケンジに近寄り驚いた。
ケンジの遺体は不自然に腰が丸まっており、確認すれば赤ん坊を抱えていたのだ。
ケンジの子供なのかどうか、わからない。子供が出来たなど、ケンジから聞いていなかった…いや、違う。
彼は最近何か思いつめた顔をして、俺に何を話があると言っていた。それを多忙のあまり蔑ろにしていたのは他でもない自分であった。

この、悲しみと自身への怒りで、ソロは覚醒へと至る。

現在はオーヴァードであることを伏せ、ケンジの守っていた赤子（たしぎ）を引き取り、世話をしながら生活している。
最近は、情報収集と他者との繋がりを求め、バンド活動を始めた。
音楽とは自身の世界を表現するものであるという感覚だったソロにとって、このバンド活動は大きな癒しであったし、
言葉を通じないが、心で通じ合えているたしぎの存在もあり、最近は精神的に安定してきた。

しかし、そんな折、友人のギタリストのジャック・スケアーは行方不明となり───

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