容姿・経歴・その他メモ

現在UGNのある支部の下で保護観察中の女性。つまりはUGNに監視されているオーヴァードの一人である。

「UGNからの要請があれば、即座にUGNに協力する。要請を断った場合、その場で保護対象から除外される」という誓約が成されており、彼女はこれにより事実上UGNイリーガルとして活動することを強制されている。

普段は、「学校の先生になりたい」という理由で小学校に通っている。もちろん、警備員につまみ出され警察に引き渡されるまでが彼女の日常である。

遠道さちこはとある小学校で起こったジャーム絡みの事件により、オーヴァードであることが発覚。そのままUGNに回収され、「精神を破壊することに特化したソラリスシンドローム」という凶悪な結果が出た上に、ジャーム化はしていないものの彼女自身の精神性にも問題しかなかったため、ジャームと同じく冷凍措置が検討されたが、UGN日本支部長である"霧谷 雄吾"の鶴の一声により保護観察処分が下された。

遠道さちこはもとより非合法の宗教団体である「ハッピーエンドを迎える会」の会長を務めており、たびたび「お茶会」と称して数人の信者と共に集会を開いていた。現在、UGNの保護観察下に入り行動を制限されたため集会を行うことはあまりしなくなった。彼女はその集会でハッピーエンドを迎えるためには常に夢を抱くことが大切と解き、彼女自身も「学校の先生になりたいの！」と口癖のように言っていた。

思い込みが激しい性格で自分本位。すべてを決めつけてから話すため、他者とのコミュニケーションが絶望的である。だがそんな彼女に惹かれるものが絶えないのは、彼女の唯一の魅力なのだろうか。

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