容姿・経歴・その他メモ

《オリジン：ヒューマン》をLv1で取得（シナリオ特例）

・設定
W市立高校に通う高校２年生。一人称は「俺」。片親で父は海外赴任中。Ｗ市の祖父母に育てられたが、高校からは独り暮らし。睦樹と同じ軽音楽部だが、睦樹が入るというから入った程度で、音楽はからきしダメ。
当たり前の日常、小さな幸福に満足してしまうタイプの、いわゆる優男。よって現状に不満があるわけではないが、この平和な街の中では果たせぬ冒険心をどこか燻らせている自覚はある。故に覚醒した際には殊更に悲観するような素振りはなく、世話役のPC3ともすぐに打ち解けた。
PC2や柊木睦樹とは小学校時代からの親友であり悪友。多くを望まぬ性格のPC1と、やや面倒くさがりな性格の睦樹は、一緒に居て妙に居心地がよく、二人でだらだらと日常を過ごすことはある意味で至上の幸福だった。受験期には（PC1が覚醒したという背景もあり）衝突することもあった二人だが、何だかんだで高校も一緒になり仲良くやっている。

・正体
レネゲイドビーイング・「ルート」

1か月ほど前にW市に出現した、人型のレネゲイドビーイング。「ルート：根」の示すとおり、その正体はW市全域に根を張る高度な知性体（＝レジェンド）。Ｗ市の人々の思念に紐づいており、その記憶や感情すべてを常に共有している。Ｗ市民の意識すべてを乗算すると「ルート」に行き着くと云われる。
人型を模した個体（＝ヒューマン）は、ソレが街を観察するためにレネゲイド因子から組成したもので、いわば感覚器の一種である。姿形は（知識にあるものに擬態する限り）自由自在で、広範囲への認知能力を持つ。一方で対人干渉力に乏しいのは、未だ発達途上の証か。
母体から切り離された格好の「人型」は、人間社会やレネゲイド関連の常識に加えて、Ｗ市のたいていの存在や事象を知識として得ているが、自分という存在に対する認識のみが欠落している。見知った街、見知った光景の中に現れた異質な存在である“自分”に怯えていたところで睦樹に出会い、匿われた。「人型」の一人称は「私」。

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