容姿・経歴・その他メモ

◇情報

名前：速水　啓介（はやみ　けいすけ）
コードネーム：『水鏡の道化』
年齢：17歳
性別：男
シンドローム：オルクス/ソラリス
カヴァー/ワークス：高校生/UGNチルドレン
身長/体重：170cm/60kg

◇背景

幼い頃にUGNに引き取られたUGNチルドレン。

地方の出であり、当時は両親と双子の兄と暮らしていた。
7歳頃、ある日の夜、何らかの方法でレネゲイドに接触してしまった双子の兄、永介がオーヴァードとして覚醒。
永介はそのままジャーム化し暴走した結果、両親を殺害。家は炎に包まれた。

「ーーーあんなになかよくしてくれたのに」
突如、バケモノと化した大好きな兄。無惨な姿になった大好きな両親。
そんな目の前の惨状を一人隠れてただ見ていることしかできなかった啓介も、その時のショックで同時にオーヴァードとなる。
焼け落ちる家屋の中、水の能力を得た弟を見ると、最後にニヤリと笑みを浮かべて兄は闇へと消えていった。

全てを失った啓介は、偶然にも同じくしてUGNエージェントであった親戚の周助に引き取られ、以降UGNチルドレンとして育てられることになる。
成長した彼の目的は、仇である兄を探すこと。生きていようとそうでなかろうと、その影を求めている。

また、ある時に"狩猟者"と呼ばれている伊庭宗一と出会い、「お前も同じだ」と訳の分からないことを言われた。
身に覚えのない、自分とは正反対であるはずの暗殺者であるはずなのに、不思議と彼に惹かれることとなる。

◇人物像

表向きは可もなく不可もない、普通の少年。
程々に勉強も運動もこなすことが出来る。別にモテたりもしない。

比較的落ち着いた性格。
可能であるなら争いごとは避けたい。手荒なことであるならもっとだ。

幼少期の出来事のせいでなんでもかんでも"壊す"こと、"燃やす"ことをあまりよしとしないところがある。
だが、(今は)別に嫌っているわけでもなく「それは構わないが、相手は選ぶんだな」といった感じ。

演劇が好き。
誰かが演じている誰かを見ることに趣を持っている。

◇能力

主をオルクスとして、水と鏡をよく用いたスタイルをとる。
これは、本人の意思と関係なしに、本当の姿を現すモノとしての意識の体現であり、普段押し殺して隠されている衝動を写そうとしている。

自ら手を下す争いごとを嫌うように、支援を得意とする。
全て本能のままに破壊する兄とは逆に、誰かの背中を押したり、誰かを守ったりするための力だとしている。

しかし、
彼が無意識のうちに普段押し殺しているのは破壊の衝動である。ようするに、自分に嘘をついている。
戦いそのものを愉しむ狩猟者が彼に声をかけたのはそのため。内に秘められた欲望を見抜いていた。
そんな彼に惹かれるのは当然であり、不思議と追いかけてしまうのだ。
血は争えず、いずれは自分も兄の様になってしまうのだろうかと思う自分と、あのように全てを解放して暴れまわることが出来たらどんなに楽しいだろうかと、心のどこかで考えてしまう自分がいることを恐れている。
そうなる前に消えるべきは誰か。それも本能が知っている。

また、彼がオーヴァードとして真価を発揮する際には仮面をつけて顔の一部を隠す。
これは同じ顔をした兄のことを思い出すからであり、同様に力を酷使する自分を見たくないからである。

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