ちょっと大人しめなUGNチルドレンであり、言わば「小動物系」女子である。尚こんな低身長でありながら高校三年生であるが、その外見と臆病っぷりのせいで中学生くらいにしか見られないなどよくからかわれる。オッドアイであり、左目は赤になっている。かなりの不幸体質である。
　5年前、一般人だった彼女が偶然にもジャームの戦闘に巻き込まれてしまい、ワーディング内で動けなかった彼女が倒壊したビルに巻き込まれて一度死亡した。しかし死による覚醒をきっかけによりほんの一命を取り留め、その直後に救出班に助けられているから、外面上「倒壊事故により瀕死」で抑えてる。最初は戸惑うこともあり、日常の真実と死の体験によりしばらくはパニック状態に陥ったが、最終的にはUGNチルドレンに所属するにした。ちなみに覚醒の影響か、左目の白目が赤く染められてしまい。見た目のグロテスクが日常に影響してるのを恐れているため、常に眼帯をつけてるようにした。
　家が農場なのもあり、動植物の世話や農学は多少知識をもっており、一人で農場で静かに歌うのを趣味としている。

　そんな大人しい彼女ですが、支援が必要する前提とはいえ、実は掃討戦が得意としてる。決して好戦的などではなく、後述する彼女の能力にある。
　彼女は覚醒時、｜「穢れ」《レネゲイドビーイング》に取り付けられてしまった。「ソレ」はまるで黒い骸の龍のような存在であり、周囲の有機、無機物問わず、一瞬で老化し、腐れ、溶けていくほどの腐敗毒をバラ撒く存在である。一度腐った場所は二度と命は吹き込まないとされている。しかしその｜「穢れ」《レネゲイドビーイング》はとても友好とは言えず、むしろ暴れまわり、周囲を嘲笑うような、一種のジャームに近い存在である。幸い、取り付け先の少女の意志がなければ顕現することはない……のだが、どうやらその腐敗毒は彼女自身にも多少影響しており、いざ顕現させると、彼女はその腐敗毒の真ん中で全身噴血するほどの痛みに苛まれてしまうことになる。
　そのためか、霊感が強い人から見ると、悍ましいオーラのようなものが常に周囲に漂う

「死んでもいい…だからっ…！殺せ！今すぐそ"い"つ"を"殺"せ"ッ"ッ"！"！"！"」