日本人とイギリス人のハーフで。
幼い頃からファンタジーに親しんでおり、妖精が出てくるような話が好きだった。
成長して、その存在を否定しながらもその類のお話は好んでおり、暇があれば本の世界に入り込むほどに本の虫であった。
そして3年前、夢の中で彼女が想像するような妖精と話をする。
まるで本当に見てきたかのような話をする妖精に彼女は惹かれ、それから毎日のように夢に出てくる妖精と話をするようになる。
それと同時に、その話を読み返せるようにと本を書くようになる。
いつしかその本は両親の目に留まり、出版社に送られ若くして小説家になっていたのだが、ある日夢の中で妖精に提案を受ける。
「あなたも、私みたいになってみない?」と、要領を得ない話だったが妖精に惹かれていた彼女は頷き、目が覚めるとオーヴァードの力に覚醒していた。
枕元には一冊の本があり、開くといつしか相棒となった彼女の声が聞こえる。
力に目覚めた彼女は、悩んだ末にその力を活かすことにした。
私にも彼女の話に出てくるような相棒が現れるのだろうか、そんなことを思いながら、ヒーローとして活動をすることになる。
出版社にも事情を説明し、デビュー後も不定期に本を書いている。
ヒーローとしての本質は相棒を探すことだが、妖精が語るお話のように人助けをしたい、誰かの夢を応援したいという気持ちもある。

手元にある本を開くことで能力を行使することが出来る。
本を開くと光の蝶のような存在が彼女の周りに出現し、その蝶から放たれる光線で射撃戦をすることが交戦スタイル。

また、彼女の能力の真骨頂は味方がいた場合であり、光線による攻撃と蝶による錯乱でその後の攻撃で相手により強力な攻撃を叩きこむことが出来る。
また、彼女には他者のレネゲイドを活性化させる力もあると言われているが、未だその力が発揮されたことはない。

「ふさわしい相手がいない…らしいです」

ミストに憑りついている妖精でレネゲイドビーイング。
異界から来訪してきたが、元の世界で何かあったのか自身の存在を隠していたため観測はされなかった。
その中でミストという少女を見つけ、何かの気まぐれか夢として憑りついたところからいつしか相棒として過ごすことになった。
リコリスはミストにしか見えず、性格は気分屋。今では相棒のミストのことをとても大事に思っている。
容姿のイメージはティンカーベル