“破魔の弾丸”金枝 陽詩
プレイヤー:檸檬茶
「もう一度逢えないかな、あの時みたいに。」
- 年齢
- 16歳
- 性別
- 男
- 星座
- 射手座
- 身長
- 174cm
- 体重
- 62kg
- 血液型
- A型
- ワークス
- 高校生
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 14
- 戦闘移動
- 19
- 全力移動
- 38
経験点
- 消費
- +118
- 未使用
- 29
ライフパス
| 出自 | 他とは変わらない平凡な家庭に生まれた。10 年前のあの日から、その平穏はもはや意味をなさなくなったわけだが。 | |
|---|---|---|
| 安定した家庭 | ||
| 経験 | 俺は 10 年前、六白傷無と共にジャームに襲われて……死んだ。幼い俺たちだったが、死ぬのは怖かった。 | |
| トラウマ | ||
| 邂逅 | 能力の使い方は、鬼神月夜という人物から教わった。幾度となく失敗を重ねたが、彼女は笑って励ましてくれた。 | |
| 師匠 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 俺が死んだとき、賢者の石の適合者として復活を遂げた。手の甲に刻まれた十字架の痣がその証らしい。 |
| 死 | 18 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 俺の光は、時に何の罪もない人間を傷つけかねない。それが知れて、皆に嫌われでもしたら…… |
| 恐怖 | 17 | |
| 侵蝕率基本値 | 35 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 6 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0×2 | シンドローム | 3×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 0×2 |
| ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | 1 | |||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | 4 | RC | 2 | 交渉 | ||
| 回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | ||
| 芸術:歌唱 | 2 | 情報:噂話 | 1 | ||||
| 情報:面影島 | 2 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 賢者の石 | ― | 侵蝕値を +1D10 し、クリティカル値を -2 (下限値 2) する。シナリオ中 1 回まで使用可。 | ||||
| 2年前の幼馴染 | 六白 傷無 | 純愛 | / | 悔悟 | RE | 「キミがこの世界からいなくなる前に、せめて葬式には顔を出したかったな。」 | |
| 助言者 | "キズナ" | 尽力 | / | 罪悪感 | GR | 「『オモイデ様の暴走を止めれば、俺が夢見た世界は消えてなくならない。』俺が今辛うじて信じられるのはキミのその言葉だけだ。それが俺に、突き進むだけの力をくれるんだ。」 | |
| *** | オモイデ様 | 遺志 | / | 偏愛 | 「俺はオモイデ様が見せてくれた景色のお陰で、向き合うべきものにしっかり向き合う力を得た。面影島の伝説を、そして皆の遺志を、俺が目指す世界の為に、無碍にするわけにはいかない。」 | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
メモリー
| 関係 | 名前 | 感情 | |
|---|---|---|---|
| 幼馴染 | 六白 傷無 | 悔悟 | 「どうしてかな。幾ら忘れようとしても、あの時過ごした日々を忘れられずにいる。」 |
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| コンセントレイト : エンジェルハイロゥ | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| クリティカル値を -Lv (下限値 7) する。 | |||||||||
| 天からの眼 | 1 | メジャーアクション | 〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| 判定ダイスを +Lv 個する。 | |||||||||
| 光の銃 | 8 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 5 | ― | |
| 武器を作成する。 | |||||||||
| 鏡の盾 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 効果参照 | 8 | 100% | |
| 自身に対する HP ダメージを適用した直後に、それと同等のダメージ (最大 [Lv×20]) を、HP ダメージを与えた対象に与える。シナリオ中 1 回まで使用可。 | |||||||||
| スポットライト | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 視界 | ― | ― | |
| 光源を設置する。 | |||||||||
| 天使の絵の具 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | ― | ― | |
| 映像を投影する。 | |||||||||
コンボ
SPEAR THE BRIONAC
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト : エンジェルハイロゥ》《天からの眼》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 13
- 7
- 4
- 36
- 100%以上
- 14
- 7
- 4
- 40
- 13
DEUS EX MACHINA
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト : エンジェルハイロゥ》《天からの眼》 + “ブレイクバレット II”
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 13
- 7
- 4
- 36+2D10
- 100%以上
- 14
- 7
- 4
- 40+2D10
- 13
《光の銃》を破壊する。
RECALL THEIR LEGACY.
- 組み合わせ
- 《スポットライト》《天使の絵の具》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 0
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
オモイデ様の欠片たる賢者の石の権能により、六白傷無の幻影を出現させる。盤面上ではキャラとしてカウントせず、データを持たない。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 光の銃 | 0 | 0 | 射撃 | 〈射撃〉 | 0 | Lv×4+4 | ― | 視界 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 情報収集チーム | 2 | 0 | コネ | 〈情報:〉 | 達成値を +2 する。 シナリオ中 3 回まで使用可。 |
| エンチャント | 0 | 10 | カスタマイズ (武器) | ― | 選択したエフェクトを組み合わせた改造元アイテムによる攻撃の判定ダイスを +2 する。 |
| デモンズシード | 0 | 3 | 一般 | ― | 選択したエフェクトの最大レベルを +1 する。それが「制限 : 常時」でないならば侵蝕上昇を +1 する。「制限 : 常時」ならば、基本侵蝕値を +2 する。 |
| モデルガン "DAWN BRINGER" | 0 | 20 | 一般 | ― | 《光の銃》の攻撃力を [Lv×4+4] に変更し、侵蝕上昇を +2 する。 |
| †イリーガルモービル | 0 | 25 | エンブレム/一般 | ― | 判定ダイスを +4 個する。 |
| ブレイクバレット II | 0 | 10 | エンブレム/使い捨て | ― | 「種別:射撃」の武器による攻撃でオーヴァードに与えるダメージを +2D10 し、判定に使用した武器を破壊する。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 10
| 12
| 114
| 68
| 15
| 219
| 29/248
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
キャラクター概要
どこにでもいる普通の高校生。文章を書くのが好きで、度々小説を書いてはネットに公開している。ある程度注目はされており、ちょっとした誇りを感じている。面影島に転居するまでは、部活には特に所属することなく、のんびりとした毎日を送っていた。交友関係は決して狭くなく、クラスメイトと度々カラオケに行ったりしていた。実は歌がそれなりに上手い。可愛いものが大好きで、最近は小動物の動画をよく見漁っている。
特定の支部に所属することはなく、様々な支部でジャーム掃討を任されることがある。10 年前に、賢者の石の適合者として覚醒した。その証として、手の甲に十字架の痣が刻まれている。賢者の石は無尽の力を与えてくれるが、当人はあまり力を制御しきれていない。たまに暴発する。
コードネームは「魔弾」を意味するドイツ語から。
性格・考え方
比較的大人しい性格。物腰柔らかで人当たりが良い。自分から雰囲気を盛り上げることはあまりせず、寧ろその雰囲気の中に溶け込む方が得意。会話に関しては聞き上手な方で、休み時間にはよく誰かの話し相手になっている。裏を返せば女々しい性格で、何に対しても「強く出る」ということができない。言い返すことができない性格をいいことに、揶揄われることもしばしば。過去を引きずる傾向があり、これまでの会話や行動を振り返ってはこんな風にしていれば結果は違ったのだろうかといつもクヨクヨしている。昔は幾度となく泣き虫呼ばわりされてきたが、今でも結構涙脆い。
ロイス関係と過去
六白傷無
六白傷無とは幼稚園時代に知り合った。外遊びを好まなかった陽詩は、幼稚園では傷無と共によくお絵描きや飯事をして遊んでいた。幼い頃に母親の勧めでピアノを習っており、そこにも傷無が居たことでさらに仲が深まった。実は互いに近所に住む者同士だったが、それを知ったのは小学校に入学してからのことだった。登校班が一緒だったため、毎日傷無と共に学校へ通うのが楽しみだった。一緒に駄弁りながら下校することも多く、陽詩にとって至福の時間だった。だが小学校に入学して 1 年と経たずして件の事件が発生した。その時から傷無とはあまり、というか全く話さなくなった。
鬼神月夜
陽詩はあの事件の後に UGN の保護下に置かれることになった。その時丁度陽詩の教育係を任されたのが鬼神月夜だった。その気性の荒さは陽詩の肌に合うものではなかったが、いかなる状況をどこまでも愉しむ月夜の力強さに、一層の信頼を寄せていた。月夜が陽詩と共に任務を成功させたときは目一杯喜んでくれた。そんな風にどこまでも陽詩に寄り添ってくれた月夜を、師匠として尊敬している。面影島への転居を機に暫く月夜と袂を分かつ事になったが、その時にかけてくれた言葉を今も鮮明に覚えている。
「アンタの能力は、アンタの意志を貫くためにある。アンタがその姿勢を見せれば、アンタを理解してくれる存在は必ずどこかにいるはずだ。アンタが挫けそうになったときこそ、アンタの意志を宿したその力を思い切りぶつけてやれ。決して自分の意志を見失うようなバカな真似はしてくれるなよ。」
金枝真優
陽詩が面影島へと赴く半年前、町内会が主催する祭典で同時多発的に食中毒が発生した。原因は陽詩の母親が担当していた屋台が作っていた豚汁で、口にした者は皆青酸中毒に似た症状を発症し、死者も発生した。その顛末が一大事件として連日報道されたことで、母親は何らかの形で殺人を企てたのではないかという憶測が飛び交った。程なくして母親は逮捕され、数か月後に自白を公表。その一部始終は世間の目に晒され、陽詩とその家族には犯罪者のレッテルが張られてしまった。その時から、学校に通う人間からの風当たりは強くなった。父親も、職場で同様の立場に立たされていたようだ。今まで通りに世間に顔を出すことはできなくなったと感じた金枝一家は、地価の安い離島へと引っ越すことと相成った。
※兄弟姉妹はおらず、一人っ子という設定。
戦闘スタイル
銃に光を収束させ、万物を撃ち抜く光線を放って攻撃する。任務に使っているモデルガンは陽詩の力を制御するための特注品で、"DAWN BRINGER" の刻印がある。このモデルガンは、陽詩の意思に反応して力を増幅させ、弾丸の威力を高めることができる。その一方で力を抑え込む役割もあり、そのお陰で陽詩は賢者の石をある程度コントロールできるようになった。
モデルガンの援けもあり、陽詩が放つ光は無類の命中率を誇る。どんな場所から攻撃しようと、狙った獲物は一匹たりとも逃さない。手の甲に刻まれた賢者の石はモデルガンに共鳴すると強く輝き出し、銃口から放たれる光線は絶大な威力となって敵に必ず命中する。その様子はドイツのとある伝承に準えて「悪魔を撃ち抜く破魔の弾丸」と称され、陽詩のコードネームにも冠されている。
何が刺さるのか全く分からないけどこんな曲を聴きながら作ってました
-『Agartha』https://www.youtube.com/watch?v=1Zn2uTmLo3Q
-『Zauberkugel』https://www.youtube.com/watch?v=GiyHOjlc4tg
-『I Believe』https://www.youtube.com/watch?v=LkuyO0cU3tQ
-『Throw Away Your Mask』https://www.youtube.com/watch?v=k8z07I1fzbQ
-『オレンジ』https://www.nicovideo.jp/watch/sm19625630
HEARTLESS MEMORY
グランドオープニング
太平洋に浮かぶ小さな島、“面影島”。美しい海と森に囲まれたのどかな島である。
さまざまな事情で、面影島にやってきたオーヴァードたち──だが、島には、触れてはいけない秘密があった。
季節はずれに揺らめくホタル。人口に比して多すぎるオーヴァードたち。夜闇に蠢くジャームの影。そして住人がひた隠しにする、“オモイデ様”と呼ばれる土地神の存在。
誰かが囁く。「この島では、死んでしまった“大切な人”に、また会える」──と。
小さな島の秘密は、やがて世界に関わる事件へと発展していく。
ダブルクロス The 2nd Edition
キャンペーン「ハートレスメモリー」
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
だが世界は、既に変貌していた───。
PC 1 ハンドアウト
10 年前、キミは幼馴染の六白傷無と共にジャームと遭遇し、死んだ。そしてキミは "賢者の石" の適合者として覚醒することで一命を取り留めた……らしい。傷無はその後、病死したと聞いたが……転校した先で、キミは彼女と瓜二つの少女に再会する。
第 1 話「Birdcage」
面影島━━長閑で美しい島。そこで出会ったのは、10 年前に分かれた幼馴染、六白傷無に瓜二つの少女だった。傷無が成長した姿……そう見えた少女は、傷無の双子の妹、神無であるという。平穏なはずの新しい日常に、しかし様々な異変が混じり出し━━。
成長
《光の銃》Lv.4 -> Lv.7
《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》Lv.2 -> Lv.3
第 2 話「Yesterday Once More」
面影高校の生徒、面影冬日は、面影島の秘密に疑問を抱いているようだ。黄泉還えりの謎、オモイデ様の祟り……。「もしボクがいなくなったら、見て欲しいものがある」冬日はどこか覚悟を決めた表情で、そんなことを言った。
成長
《光の銃》Lv.7 -> Lv.8
アイテム獲得 :“デモンズシード”
メモリー獲得 :「六白傷無」
第 3 話「Invader Festa」
次々と判明する島の解糸ジャームの脅威。しかし、神無は以前と変わらず、キミを慕っているように振る舞う。学校への登校中、彼女は少し恥ずかしそうに言う。「今度の日曜日、一緒に遊ぼうよ!」それは島の祭りである“縁切りの祭”への誘いだった。
成長
《鏡の盾》習得 -> Lv.2
第 4 話「Heartless Memory」
FH エージェントの美作重陽の介入により、オモイデ様は暴走した。キミたちは、オモイデ様の精神領域━━記憶と想いだけで構成された世界に閉じ込められてしまう。そこでキミは、かつて失った人々と、みずからの過去に関わる秘密に出会うことになる……。
成長
アイテム獲得 : "エンチャント"
アイテム獲得 : "ブレイクバレットII"
《スポットライト》習得
《天使の絵の具》習得
第 5 話「Stand By Me」
オモイデ様の力は伝播し、世界各地で死者が黄泉還えっている。キズナによれば、オモイデ様に何か異変が起きているのだという。オモイデ様を止められるのは、そのかけらを持つ自分だけだ。だが、一体どうやって?
問答メモ
Q: さて、キミから見た PC・NPC たちの印象を語って貰おうか。
面影 小春
正直別に彼女が悪いとは微塵も思っていない。それが彼女のエゴだったとしても、守るべきものを守る、それを最後まで全うしていたじゃないか。少なくとも俺は、そんな彼女に後ろ指を指すような真似はしないさ。今更手遅れではあるけど、自らの行いを間違いだと気づけもした。俺なんかと比べても十分立派だよ。彼女は最後まで、俺が好きだった面影島を守り抜こうとした。感謝すらしたいくらいだ。
ところで彼女が言っていたことが妙に引っ掛かるな。「自分の言いたいことがミリも伝わっていない」「自分自身も選択を間違わぬよう」だとさ。俺が一体何を間違えるって言うんだ……?俺は、与えられた事実のなかで、俺ができる範囲のことを粛々とやっているだけだ。特別な想いなんて大それたものはそこにはない。……じゃあ俺はなぜ今まで闘い続けたんだ?
風祀 颯乃佳
面影島支部で俺たちの音頭を取ってくれたことに感謝こそすれ、ジャーム化の危険に身を晒してまで俺の心配ばかり。支部長という立場があるっていう話は分からなくはないけど、自分を犠牲にするのは違う。周りが見えない俺なんかと比べても十分立派だけど、流石にもう少し自分の心配をして欲しかったな。
それに、もう少し同級生らしく接することができたら良かったのにと思う。俺らはオーヴァードがどうこう以前に、紛れもなく、同じ面影島で時を共にする高校生だろう?平穏な日常を夢見ていたのは確かだけど、それは大勢の仲間たちの存在があってこそだ。その中に彼女も含まれている。彼女にとって立場は大事なものなのかもしれないけど、俺は彼女と、もっと対等な関係で、寧ろありたかった。
六白 霧人
彼も彼で悪い事をしたとは思っていない。傷無ちゃん?神無ちゃん?ともう一度生活できればどれほどよかっただろうかって、俺で言えば 10 年間思い続けてきたわけだし。それだけに、俺だって一歩間違えれば彼のようになっていたのかもわからない。悪党に唆されて、その生活を盲目的に追い求めるようになってしまったのは褒められたものではない。それでもそこまでに至る彼の考え方を、俺は間違いだとは言わない。どうせこうなっていたんだ。そういうものは俺や彼の努力でどうこうできるものではない。
そういえば彼も「キミはもっと大きなものを抱えている」とかそれっぽいことを言っていたな。全然そんなつもりはないのに。俺は俺にできることを粛々とこなしているだけ。それをさも大それたことのように宣う理由が分からない。だからこそ、深山君に「キミが闘う理由は」と問われた時に、ふと俺も疑問に思ったんだ。自分こそなんのために闘っていたんだろう、って。俺が与えられた使命を果たそうとするほど、大切なものはどんどんなくなっていく。そんな無意味な闘いに、俺はなぜ身を投じ続けたんだ……?
深山 徹
今まで関わることがあまりなかったけど、無知な彼を見ているとなぜか自分を客観視しているような感覚になる。
俺らの敵として立ちはだかった者たちに、今まで彼は間違ったことは言っていなかったことは知っている。だから尚の事分からない。彼の言う「正しさ」とは何なのか?彼は一体何を正義に闘っていたっていうんだ?これは俺にも投げかけられた疑問だ。俺はこの疑問には答えられなかったけど、俺の考えが、せめて彼なりの回答につながりはしないかと思うんだ。
俺から言わせれば、共感や同情ができればそれが正しさになるんじゃないだろうか?俺は、小夜さんや時雨さん、小春さんに霧人さん、それに神無ちゃんが言っていたことは、ごく限られた一部を除けば殆どが正しいと思っている。それは俺が、小夜さんの欲望に共感したから。時雨さんの優しさに共感したから。小春さんの使命に共感したから。霧人さんの神無ちゃんへの愛情に共感したから。そして神無ちゃん、もとい傷無ちゃんの俺への一途な想いに共感したからだ。
間違っていると思うことが受け入れられないように、共感できないものを受け入れることはできないだろう。では彼は一体何に共感し、受け入れることができるのか?この問いに答えられた日には、自ずと彼自身の闘う理由も見えてくるだろうね。
面影 冬日
俺はあの時、悪い事をしてしまったなって思う。山田さんからの報せに一歩でも早く応じていたら、生きていたままの彼女を救うことだってできたはずだ。でもあの時出会った彼女からは、未練らしい未練を全く感じなかった。強いて言うなら姉の言動に思うところが多々あったぐらいか。時雨さんに殺されたことも、そこまで気にしている感じではなかった。もちろん俺は、それを聞いて安心しないでもなかった。だけど俺が面影島で夢見た日常に、彼女も居て欲しかった。あの時彼女の想いを引き継いだことを感謝こそしてくれていたけど、聞けば聞くほど既に自分からは遠く離れてしまったもののように感じて、寂しくなるな。
彼女は俺を「不思議な人」と言っていたな。使命も善意も何もないのに、なぜ面影島の真相に首を突っ込もうとしたのか、って。確かに俺は面影島が好きだった。だがそれだけなら寧ろ、俺はあの時々、小夜さんに小春さん、それに霧人さんに加勢したっておかしくはないはずだ。俺がこの手で面影島という居場所を失うかもしれない中で、俺はごく自然と彼らと対峙していた……。俺はいよいよ面影島なんてどうでもよくなってしまったのか……?
山田 智子
彼女はいつだって、俺らの背中を押してくれるような存在だった。俺が今まで、迷わず躊躇わずやって来れたのも彼女のお陰だ。年齢的に言えばそうだと言われればそれまでだけど、俺から見て彼女は何倍も大人だった。こんな状況の中でも、大切なものを失った苦しみの中でも、彼女はじっと耐え続けていた。それだけじゃない。彼女は俺らの中ではムードメーカー、と言っては失礼にあたるかもしれないが、そんな態度を少しも崩さなかった。そしていつだって、俺らを心配してくれていた。小夜さんと対峙したときも、「迷うな」と掛けてくれたその言葉が、俺にとっては力強いものだった。何から何まで強かった。
結局俺らの命運は俺に懸かってるんだ。今までがそうだったし、きっとこれからもそうなのだろう。改めて気を持ち直す必要はないかもしれないが、彼女の手前だ。彼女がそうであるように、俺だって強くいなくてはな。
小鳥遊 小夜
六白 神無 & 六白 神無
金枝 陽詩
Q: では、キミがこれまで闘ってきた理由についてだ。
失った居場所を取り戻すためではないか?
確かに俺は本州で追われたことが面影島に引っ越した理由だ。俺はこの平穏な面影島が好きだった。最初は面影島を壊されたくなくて、平穏を乱す者が居ようものなら俺がこの手で始末してきた。だが今まで俺らと対峙してきた彼ら彼女らを見てどうだ?皆面影島に思い入れがある者ばかりではないか。俺が彼ら彼女らを殺めた時はいつも、そんな面影島への想いを否定してるような気分だったし、俺が夢見た日々からあるべきものがどんどん消えていくような感じだった。俺は寧ろ何かを捨てたくて闘っていたとすら思いたくなるぐらいだ。そうして失ってきたものは、今となってはもう元に戻らない。仮に面影島に再び平穏が訪れたとして、彼ら彼女らと歩む日常は二度と取り戻せない。じゃあ俺は、闘いを通してどうやって居場所を取り戻せばいいっていうんだ?
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 1 | ||||
| 1 | 2024/12/20 | Birdcage | 20 | メントス | 檸檬茶 / 御影結城 / らうめい / 砂嵐番偽 |
| 登場PC: 金枝 陽詩 深山 徹 風祀 颯乃佳 山田 智子 | |||||
| 2 | 2025/1/11 | Yesterday Once More | 23 | メントス | 檸檬茶 / 御影結城 / らうめい / 砂嵐番偽 |
| 登場PC: 金枝 陽詩 深山 徹 風祀 颯乃佳 山田 智子 | |||||
| 3 | 2025/02/03 | Invader Festa | 20 | メントス | 檸檬茶 / 御影結城 / らうめい / 砂嵐番偽 |
| 登場PC: 金枝 陽詩 深山 徹 風祀 颯乃佳 山田 智子 | |||||
| 4 | 2025/03/23 | Heartless Memory | 24+1 | メントス | 檸檬茶 / 御影結城 / らうめい / 砂嵐番偽 |
| 登場PC: 金枝 陽詩 深山 徹 風祀 颯乃佳 山田 智子 | |||||
| 5 | 2025/04/26 | Stand By Me | 29 | メントス | 檸檬茶 / 御影結城 / らうめい / 砂嵐番偽 |
| 登場PC: 金枝 陽詩 深山 徹 風祀 颯乃佳 山田 智子 | |||||