容姿・経歴・その他メモ

Ｎ市の学校に通う男子高校生。高校生とは思えないフィジカルを持つが、
恵まれた体格と真逆で性格は陰鬱で、いつも眉間に皺を寄せている。

父親がUGN中枢評議会と繋がりを持つ権力者だが、本人はその事は知らず、
親元を離れて１人暮らしをしている。その為、見た目に寄らず料理がそれなりに上手い。

周囲からはその運動能力に目をつけられ、様々な運動部から勧誘されるが
ある時から人と深く関わらない生き方をするようになった為、全て断っている。

人と関わらないようになったのは、過去に何らかの理由で誰かを殺してしまった記憶がある為だ。
ただ、何故かそれを思い出す事は出来ず、事故か故意かも定かではない。
が、自分の中の何かが原因でそうなってしまったという漠然とした感覚、それと強い罪悪感だけが残っている。

その時期、自暴自棄となっていたが、『テレーズ・ブルム』に出会った事によりなんとか立ち直る事が出来た。
今でも彼女のことは友人であり、恩人だと思っており、彼の数少ない友人である。
尤も、彼女の素性については何も知らず、彼自身も特段詮索するつもりもないようだ。

だが、かつての忌まわしい記憶は今も彼の心を苛み続けている。

誰かが死に瀕し、その忌まわしい記憶が思い出されそうな時、
それを拒絶するかのように、『太古の獣性《エンシェント・ワイルド》』は目覚めるだろう。

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