ビビりで臆病、だが反骨心はそれなりに強い。虚勢を張ることもしばしば。
主に大人、特に自分に対して実験を行ってきた研究員に対して反抗的。
「な、なんだよ！今の俺ならこんくらいできるっての！」

基本的に自分が生き残ることが最優先。
ただ子供ということもあり感情的になることも多い。
また実験体として扱われた経験からあまり他人を信用しきれないようだ。

年齢にしては高い方。だが実験のこともありこれ以上成長するかは不明。
声変わりも既にしきっているため単純に早熟だった可能性もあり。
「でかい…つってもわかんねぇよ、そんなもんなんじゃねえの？」

どこでもすぐに眠れる。
「良いから今日はもう寝ようぜ」って言った矢先に寝息が聞こえることはしばしば。

影を使い、遠くからでも魔剣の攻撃を届かせるスタイル。
戦闘開始時にはアルゼに自分を噛ませ、その分力を高める。
防御にもアルゼを使用、主に相手のレネゲイド由来の攻撃を「喰らわせる」。

物心付く前に家族がオーヴァード事件に巻き込まれ、一人だけ何故か生き残る。
その後、親戚筋もいなかったことから施設に引き取られ9歳まで育つ。
施設では比較的明るい性格だったようだ。
その後オーヴァード事件で施設が全壊。友人も、慕っていた職員も彼を除き全滅する事態となる。
その際に覚醒し暴走、その場にいたUGNエージェントもそれに相対していたFHエージェントも見境なく攻撃。
力尽きたあとFHエージェントに連れ去られ、FHチルドレンとして育てられることとなった。
その際にそれまでのすべての記憶を失っている。

名前は身につけていた所持品からわかったがそれだけしか自分の過去を知らないままである。
FHでは現在の性格となり、訓練の評価も散々ですぐに実験体としての日々を送ることとなった。
ある日魔剣アルゼに選ばれる事となり実験体から一転、エージェントとして活動することとなる。
その時にアルゼの補助もあり自分の力のコントロールの仕方も覚える。
「俺のルーツ…なんなんだ、さっぱりわかんねぇよ！最近妙に腹も減るし！」
「わかんねぇ…なんか満たされねえっていうか…なんで皆あんなに充実してんだ？」

FHに回収された遺産。
他の聖剣に分類される遺産と同様の剣と思われるが、ナックルガード部分が鎧の顔の様になっている。
意思を持つ剣らしく、握った者、認めた者とは意思疎通が可能。
顔の部分からはレネゲイドや食物を喰らうことができる。主に切れ味を高めたり、防御手段としても相手のレネゲイド由来の攻撃を喰らうことも。
適合者をチルドレンから探す際に、他の候補を不適格と判断し文字通り「喰らう」。
蒼真が適合者出なかった場合、または蒼真の味が好みではなかった場合全て喰らい尽くすことも視野に入れていたようだが
適合者、更に好みの味だったため蒼真の手に委ねられることとなった。
蒼真としては自分が実験体の立場から救い出してくれた恩剣、かつ自分の食事と自分の血液やらを求めてくる厄介者としても認識している。
なお人格は女性的。聖剣でなく魔剣なのは自己申告。普段はポケットディメンションの中にいる。
気に入らない時は自分から地面に刺さり動かなくなる。大食漢ならぬ大食剣か。
『あたしを使って、あんたは何をしようってんだい？』「べ、別になんも…でも、俺は生きてたい。そのためにあんたを手にするしかないなら…！」
『へぇ…美味そうじゃないか！』「ちょ、俺の分まで取らないでくださいよ！」
「こいっつ…うわっ！？」『興が乗らないねぇ…』