容姿・経歴・その他メモ

ミニマリストだった親の影響で、収集癖が強い。
研究のためならどんなものにも貴賤はなく、他者のデータを取り込んでより研究を進めることが周りのためにもなると考えている。
何が研究に役立つかわからないため、任務もわりと好意的に引き受ける。

オフホワイトな研究進捗だったりもするが、元々外に出せない研究成果も多いUGNのデータをリサイクルしている節もある。ローザにはデータの盗用などはバレているものの、実質黙認されている。
手元にある武器やらなんやらも、ちょっと計上できない感じのものを横槍入れてロンダリングゲットしたものである。

友人から貰ったプレゼントを親に捨てられ、夜な夜な探しに出た過去がある。無駄と言われたその中身を、叱られながら想像した。あれやこれが入っていたら、みすみす切り捨てられることもなかったのではないか、などと。

遺産はあるとき、いつの間にか机にあった。あの時捨てられたはずのプレゼントと同じ包装紙にくるまれていた。包みから出てきたのは小鳥が彫られた木製ブローチ。
多少手を汚してもいいじゃないか。もう一方的に捨て去られるのは嫌でしょう。
小鳥がそう囁いた気がした。
誰かが「無駄」や「不要」とするのなら。こちらがあらゆるものを掠めとって、必要性を、有為性を見出してやる。小鳥に唆された彼女は、以降研究に傾倒していくこととなった。

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