容姿・経歴・その他メモ

　母親は仕事人間で、子供を作る気もないくせに恋愛が好きな人間だった。それで、くだらない男に引っかかって妊娠をした。産休を開けたくらいでで相手と喧嘩をして離婚した。その後は、子供にも興味をなくしてしまって半ば自分の親に押し付けて放置気味だった。
　そんな環境の中で結弦は4,5歳のころ一人で公園に遊びに行き、そこでレネゲイドに関連する事件に巻き込まれてオーヴァードとして覚醒した。その後UGNに保護され、母親は喜んで結弦を差し出した。UGNにおいては、力がなかなか制御できるようにならず教官はそれを利用して兵器のような扱いをした。しかし、山影東によって数年の指導の後に力の制御は安定するようになった。UGNでの扱いに不満があった結弦は山影東に大いに懐くようになる。彼は、「君がこのような環境に置かれているのは不幸だ。だが、もう君は自分の意思で自分の力を使っていい。やらなきゃいけないことも、やっちゃいけないこともあるけれどそれはこれから学んでいこう。」と言われ、UGNを抜けることになる。
　結弦の中では、UGNを抜けたことは「自分は優秀だからチルドレンを抜けることが出来た。」という解釈に置き換わっているため、むしろ他のチルドレンに対して優越感を持っている。また、学校の同級生に対しても「自分はオーヴァードだから。」という優越感を持っている。そのため、男子にあたりが強いがオーヴァードな上に訓練をしっかりと受けているので喧嘩も強い。学校では、高い運動能力とUGNからの依頼で得た金によって物質的には困っておらずクラスの女子のリーダー的な立ち位置にいるが、そこそこの相手に嫌われている。授業参観は嫌い。親は海外に住んでいると学校には言ってある。
　勉強はそこまで得意だったわけではない（UGNを離れてから始めた）。「考えること」の重要性は山影さんに教えてもらったので、あとは努力で何とかしている。我慢することには慣れているし、あまり趣味がないからである。漫画をずっと読んでいたが、最近ライトノベルに手を出し始めた。他の趣味は料理。ちゃんと料理本を読むタイプ。
　また、基本的に物事は自分を通して考えるタイプである。自己肯定感は高くないが、自信があるタイプ。

履歴

　火狩　零路に遭遇時「仕事しろよ。」みたいなことを言われ、「は？私はすでにUGN抜けてるんだけど。何まだUGNの飼い犬の分際で生意気いっるんだ。しかも男のくせに陰気で頼りないし。
　とはいえ、さすがにすこしは仲良くなっておく必要があるというか、いやな女だと思われるのも嫌なので事情を聴いてみる。はぐらかしたようなふざけた答えが返ってきた。ありえない。こっちが気を使って聞いてあげているのに、意味が解らない。

　霧谷　日本支部長なのでお堅いイメージだったが案外そうでもなかった。むしろ気が使えて優しい。いい男だなぁと思っている。

　山影東　いつのまにかFHに所属していた恩人。きっと悪い人に騙されていたに違いない。もっと早くにUGNに運べばよかったかなぁ。助かってほしい。力になりたい。私と離れて、同じ町にいたのにあえて出会わないようにして、FHの計画に加担していたと考えると辛い。しんどい。

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