私立探偵兼FHセル【曇天】所属エージェント。
風貌通りの荒くれ者。だが変に真面目であったり義理を通すことは忘れない。
恩がある人に対しては手加減したり見逃したりする。
逆に不義理や度を超えた相手に対しては味方であろうと容赦しない。イカれきった人物の場合はスルー。
また菓子作りが趣味であり、某ネコ系セルリーダーなどからは高評価を得ている。「そっち表の顔にすればいんじゃないかにゃー」

普段は(師が放置していった)探偵事務所にて探偵業を営み、たまにセルのメンバーからの助力嘆願や別セル・クランからの仕事依頼を受けて動く。
表裏問わずに単独行動を好むが、毎度いつの間にか共闘者が増える。
また一定ラインを越える仕事は基本受けずセルの問題児集団に押し付ける。

気性難な点こそあるが曇天所属者内ではマトモ寄り(混沌寄りが多いとも言う)。

悪、罪、邪、狂。気にいらないものを焼き尽くせ。
正義でなく、秩序でもなく。信念の下に。

『黒い太陽』

鉄旋がレネゲイドウイルスに感染する由来となった遺産。
既に破壊・消滅しているが、鉄旋はその一部を取り込んでいる。
元は所持者に四種類の異能力を運用できるというアーティファクトであった。
が、取り込んでいるのが残滓である為かそのうちの一つである『黒炎操作』しか使用できない。

曇天

“｜深淵より鳴る鼓動《ロスト・ノック》”黎留／久藤 御波：……突っ込まないからな？
“｜放蕩禁触《ストレイキャット》”衣縫 爽華：何してんだクソネコ…………
“｜敵視凍滅《フロストコール》”氷室 凍夜：何故か気に入らない氷野郎。
“｜開放戦線《オープン・セサミ》”白瀬 桔梗：たまに愚痴を吐きに行く姐さん。すまねぇ。
“｜炸裂する白塵《ブラスト・ブレッド》”小麦 こねる：アレはクソネコに丸投げする。身元調査以外はノータッチ。

その他

夜桜の青年：妙に気になるが。何だったんだろうな？
“｜心想響《マスターソング》”曙 橙：あの嬢ちゃんは……生きてる、んだろうな。
“亡霊行燈”：…………もう会いたくねぇ

出身は青森の北西部。生まれ付きの孤児であり、施設にて育つ。
幼い頃は赤い髪をよく揶揄われては喧嘩になるを繰り返した。
小学生の頃に、謎の怪人軍団(鉄旋曰く「それ以外例えられんキショい奴ら」)に襲われ瀕死に。
その折、彼らが運搬していた『遺産』の類似品に接触してオーヴァードになる。
ただ怪人を相手取るには力不足であり、その際に助力してくれた妙な男に師事することに。

それからというもの、様々な場所へと赴き様々な奇妙な出会いを良くすることとなった。
夜桜の下で妙な男に出逢ったり、河川敷で死にかけの女を拾ったり、路地裏で胡散臭い男に忠言されたり。
…………どれもこれも、全く異なる縁となるというのが不思議な話である。