容姿・経歴・その他メモ

一人称：俺
二人称：お前さん
三人称：お前さん方


「はじめまして。俺の名前は……そうだね、雲管紡季(くもすがつむぎ）とでも呼べば良い。ただの語り部さ」
「おやおや、そんなところまで知りたがりとはね。何でもかんでも明らかにすればいい、というものでもないさ」



少々古めかしい言葉使いをする、飄々とした男。
のらりくらりとした態度をしており、人によっては胡散臭さを感じさせる。

自らを“語り部”と称し、様々な物語を綴ることを主な目的として行動している。
人々の話を聞いたり、伝承や歴史を調べたり、それを物語としてまとめたりしている。

今現在は様々な噂話や情報を集める情報収集段階の為に、記者をやってる。



オーヴァードとしては「古代種」として登録されている、本人曰く「自分の年齢も忘れるぐらい前から生きている」らしい。
現在名乗っている名前も本名ではないし、年齢も体外的なものである。
爪を蜘蛛の糸の様に伸ばして操るスタイルで戦闘をしている。


「俺の本質は"語り部”だと自負しているけれど……、まぁ分かりやすく"記者”でもいいんじゃないかい？」
　　（PL：ワークスに語り部はないので、その代用の言い訳）

「お前さんが思っているよりも、俺は随分長く生きているのさ。お陰で年齢は忘れちまったさ。
　少し前まで違う名前だったし違う職業についていたけど、こっち（日本）で動く時に戸籍がないと面倒だからって、UGNの日本支部に戸籍を作って貰ってねぇ。その対価としてたまにあちらさんの仕事を手伝ってやっているのさ」
　　（PL：PCがUGNにイリーガルとして手を貸す理由作り）

「人の考えや思想は千差万別。語り部があれこれ口を出して意識を変えるものではないさ。
　だが、弱者を犠牲にするやり方は、俺は好きじゃぁないんだよ」


「お前さん達が分類しやすいというのなら、俺は"古代種”でいいんじゃないかい？
　尤も、俺は何時から生きているのかイマイチ覚えていないから、そう呼ばれてもピンとこないんだよねぇ。
　まぁ今を生きてるお前さん方より年上なのは確かなんだけどなぁ」


「俺も昔は腕を伸ばしたりしてたもんだけど、　最近、爪も骨だから爪を使えば良いっていうスタイルを見かけてねぇ。
　爪を伸ばせば服とかも困らなくてよいもんだよ」



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――　俺が覚えているのは、俺が幼い頃になくなったお袋と、男手一つで俺を育ててくれた親父。
　　　お袋のことは朧気だが、お袋のことを思った時に嫌な気持ちがしないから、大切に俺を育ててくれたんだろう。
　　　親父はお袋がいない中で大変だったろうに、俺を愛情深く育ててくれた。
　　　俺は幸せだったさ。片親がいなかったとしても、貧しかったとしても、間違いなく幸せだった。

　　　……俺の住んでいたところは、どうも生贄の風習があったらしくてね。
　　　当時の俺は何も知らなかったが、なんとなく周囲から遠巻きにされていたのは幼くても感じてたさ。
　　　で、何がきっかけだったか、何の風習だったかは今でも分からないが、
　　　俺は生贄にされそうになった。
　　　だが、親父が俺を逃がしてくれた。
　　　逃がしてくれて……その代わりに、親父は死んだ。
　　　俺に「生きてくれ」と遺して。


　　　だから俺は今でも生きているのさ。
　　　俺が生きることを望まれたからね。

　　　とはいえ、長く生きていると途中で生きている意味も理由も見失いかけることだってあったよ。
　　　いやぁあの時は危なかったけど、人が生きている今を伝え続ける事が出来れば俺みたいな子が減ったりしないかなぁ、
　　　と思って以来、語り部をやっているわけさ――
　　


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メモ
・自らが弱者であったこと、その為に父親が犠牲になったことから、
　弱者を虐げるようなこと、犠牲になるような結果や対応、作戦は好まない。
　今のところFHがその傾向が強いので、UGNに手を貸している。
　但しUGNが自分の考えと相反するものになるなら、すっぱりと手を切るつもりで居る。


料理美味い方


パラミシア（παραμυθία）＝ギリシャ語で「童話・御伽噺（どうわ・おとぎばなし）」

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