“アヴァランチ・オルタ” 崩静 サクラ
プレイヤー:SEi-Chan
「私にできることがある限り、この剣を振るい続ける。」
- 年齢
- 16
- 性別
- 女
- 星座
- 射手座
- 身長
- 169
- 体重
- 標準
- 血液型
- AB型
- ワークス
- ヒーロー候補生A
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ミストルティン
- オルクス
- HP最大値
- 26
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 6
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
経験点
- 消費
- +157
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | 兄はヒーローとして大成した。私は…何をしているんだろう。 | |
|---|---|---|
| 兄弟 | ||
| 経験 | 無能力だったころ、ヴィランと戦って重症を負った。そんな時に、アレと出会った。 | |
| ヴィラン被害者 | ||
| 邂逅 | ヴィランに対抗する力が欲しかった。アレと出会えたのは、僥倖とも言えるだろう。 | |
| 渇望 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 力が、力が欲しい!全ての悪を振り払える、力が! |
| 渇望 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 敵だ!目に映る全てが敵だ! |
| 嫌悪 | 15 | |
| その他の修正 | 4 | 《バックスタブ》 |
| 侵蝕率基本値 | 36 | |
能力値
| 肉体 | 2 | 感覚 | 3 | 精神 | 2 | 社会 | 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2+0 | シンドローム | 2+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 0+2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | 1 | |||
| 白兵 | 5 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
| 回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 調達 | |||
| 運転:二輪 | 情報:ヒーロー | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 継承種 | ― | 《マイトフォーサムワン》取得 | ||||
| 兄 | 尊敬 | / | 劣等感 | ヒーローとして活動している私の兄。 | |||
| 両親 | 幸福感 | / | 悔悟 | ヴィジランテとして活動していることは秘密にしている。 | |||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| マイトフォーサムワン | 1 | イニシアチブ | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1D10 | Dロイス | ||
| 他エフェクトと組み合わせ不可。自身は即座にメインプロセスを行う。自身が行動済みでも行え、行って行動済みにならない。1シナリオ1回。 | |||||||||
| 弘法の筆 | 1 | 自動成功 | 自身 | 至近 | |||||
| 魂の炉 | 1 | ||||||||
| 形状偽装 | 1 | ||||||||
| コンセントレイト:ミストルティン | 3 | メジャーアクション | シンドローム | 2 | |||||
| 組み合わせた攻撃のC値を-Lv(下限値7)。 | |||||||||
| 縮地 | 5 | オートアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | |||
| 自身が戦闘移動、全力移動を行う直前に使用。その移動では、シーンの任意の場所に移動でき、離脱可。1シナリオLv回。 | |||||||||
| オーバーロード | 1 | オートアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | 80% | ||
| 自身の攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。 | |||||||||
| バックスタブ | 5 | 常時 | 自動成功 | 自身 | 至近 | リミット | |||
| 前提:《縮地》。《縮地》を使用したメインプロセス間、自身の白兵攻撃の攻撃力を+(Lv*5)。浸蝕率でレベルアップしない。浸蝕率基本値+4。 | |||||||||
| 神殺す刃 | 3 | マイナーアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 7 | |||
| 《神殺す刃》専用アイテムを作成、装備する。 | |||||||||
| 狼の魔剣 | 2 | マイナーアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | |||
| 「種別:アーキタイプ」のアイテム装備時のみ使用可能。戦闘移動を行う。離脱可。封鎖無影響。1シーンLv回。 | |||||||||
| 神樹の根 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 範囲(選択) | 武器 | 2 | ||
| 「種別:アーキタイプ」の武器による攻撃にのみ組み合わせ可能。組み合わせたエフェクトの対象を「範囲(選択)」に変更。1シナリオLv回。 | |||||||||
| 貫く魔剣 | 1 | 常時 | 自動成功 | 自身 | 至近 | ||||
| 「種別:アーキタイプ」による攻撃は装甲値無視。《神殺す刃》の侵蝕率+4。 | |||||||||
| デュアルミラージュ | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | 武器 | 1 | |||
| 組み合わせた攻撃に対するドッジの判定のダイス数-(Lv+2)個。 | |||||||||
| ファイナルストライク | 1 | オートアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | 100% | ||
| 「種別:アーキタイプ」で攻撃するときのダメージロールの直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。 | |||||||||
| Lo:A | 1 | マイナーアクション | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | リミット | ||
| 前提:《神殺す刃》。組み合わせた《神殺す刃》のLvを+5する。ラウンド終了時作成したアイテム破壊。1シナリオLv回。 | |||||||||
| 絶影 | 5 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 武器 | 2 | リミット | ||
| 前提:《デュアルミラージュ》。《デュアルミラージュ》と組み合わせた判定の達成値を+(Lv*5)。 | |||||||||
コンボ
七劔転移
- 組み合わせ
- 《縮地》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- -
《縮地》
自身が戦闘移動、全力移動を行う直前に使用。その移動では、シーンの任意の場所に移動でき、離脱可。1シナリオLv回。
七劔解放
- 組み合わせ
- 《オーバーロード》《ファイナルストライク》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%~
《オーバーロード》
自身の攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。
《ファイナルストライク》
「種別:アーキタイプ」で攻撃するときのダメージロールの直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。
《ウェポンリアクター》
シーン間、「種別:アーキタイプ」で行う攻撃のダメージを+(Lv+1)D。1シナリオ1回。
桜花の流動
- 組み合わせ
- 《神殺す刃》《狼の魔剣》
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- -
《神殺す刃》
《神殺す刃》専用アイテムを作成、装備する。
《狼の魔剣》
「種別:アーキタイプ」のアイテム装備時のみ使用可能。戦闘移動を行う。離脱可。封鎖無影響。1シーンLv回。
桜花の流動・攻
- 組み合わせ
- 《神殺す刃》《狼の魔剣》《LO:A》
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 7
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- -
《神殺す刃》
《神殺す刃》専用アイテムを作成、装備する。
《狼の魔剣》
「種別:アーキタイプ」のアイテム装備時のみ使用可能。戦闘移動を行う。離脱可。封鎖無影響。1シーンLv回。
《LO:A》
前提:《神殺す刃》。組み合わせた《神殺す刃》のLvを+5する。ラウンド終了時作成したアイテム破壊。1シナリオLv回。
抜刀剣
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト》《デュアルミラージュ》《絶影》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4
- 7
- 27
- 18
- 100%以上
- 4
- 7
- 32
- 21
- 4
《コンセントレイト》
組み合わせた攻撃のC値を-Lv(下限値7)。
《デュアルミラージュ》
組み合わせた攻撃に対するドッジの判定のダイス数-(Lv+2)個。
《絶影》
前提:《デュアルミラージュ》。《デュアルミラージュ》と組み合わせた判定の達成値を+(Lv*5)。
抜刀剣・斬鉄
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト》《デュアルミラージュ》《絶影》+《バックスタブ》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4
- 7
- 27
- 43
- 100%以上
- 4
- 7
- 32
- 46
- 4
《コンセントレイト》
組み合わせた攻撃のC値を-Lv(下限値7)。
《デュアルミラージュ》
組み合わせた攻撃に対するドッジの判定のダイス数-(Lv+2)個。
《絶影》
前提:《デュアルミラージュ》。《デュアルミラージュ》と組み合わせた判定の達成値を+(Lv*5)。
《バックスタブ》
前提:《縮地》。《縮地》を使用したメインプロセス間、自身の白兵攻撃の攻撃力を+(Lv*5)。浸蝕率でレベルアップしない。浸蝕率基本値+4。
抜刀剣・透徹
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト》《デュアルミラージュ》《絶影》+《バックスタブ》+《オーバーロード》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 80%~99%
- 4
- 7
- 27
- 61
- 100%~
- 4
- 7
- 32
- 67
- 4
《コンセントレイト》
組み合わせた攻撃のC値を-Lv(下限値7)。
《デュアルミラージュ》
組み合わせた攻撃に対するドッジの判定のダイス数-(Lv+2)個。
《絶影》
前提:《デュアルミラージュ》。《デュアルミラージュ》と組み合わせた判定の達成値を+(Lv*5)。
《バックスタブ》
前提:《縮地》。《縮地》を使用したメインプロセス間、自身の白兵攻撃の攻撃力を+(Lv*5)。浸蝕率でレベルアップしない。浸蝕率基本値+4。
《オーバーロード》
自身の攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。
「桜花の流動・攻」適用
一瞬の桜吹雪の如く
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト》《デュアルミラージュ》《絶影》+《バックスタブ》+《オーバーロード》+《ファイナルストライク》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%~
- 4
- 7
- 32
- 133
- 4
《コンセントレイト》
組み合わせた攻撃のC値を-Lv(下限値7)。
《デュアルミラージュ》
組み合わせた攻撃に対するドッジの判定のダイス数-(Lv+2)個。
《絶影》
前提:《デュアルミラージュ》。《デュアルミラージュ》と組み合わせた判定の達成値を+(Lv*5)。
《バックスタブ》
前提:《縮地》。《縮地》を使用したメインプロセス間、自身の白兵攻撃の攻撃力を+(Lv*5)。浸蝕率でレベルアップしない。浸蝕率基本値+4。
《オーバーロード》
自身の攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。
《ファイナルストライク》
「種別:アーキタイプ」で攻撃するときのダメージロールの直前に使用。その攻撃の攻撃力を+(使用している武器ひとつの攻撃力)。メインプロセス終了時に武器破壊。
「桜花の流動・攻」適用
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アーキタイプ:大型武器 | アーキタイプ 白兵 | 〈白兵〉 | -2 | 18 | 5 | 至近 | 《神殺す刃》で作成。両手持ち。 攻撃力:(Lv*3+9) | ||
| アーキタイプ:大型武器(100~) | アーキタイプ 白兵 | 〈白兵〉 | -2 | 21 | 5 | 至近 | 《神殺す刃》で作成。両手持ち。 攻撃力:(Lv*3+9) | ||
| アーキタイプ:大型武器(LO:A) | アーキタイプ 白兵 | 〈白兵〉 | -2 | 33 | 5 | 至近 | 《神殺す刃》で作成。両手持ち。《LO:A》適用。 攻撃力:(Lv*3+9) | ||
| アーキタイプ:大型武器(100~)(LO:A) | アーキタイプ 白兵 | 〈白兵〉 | -2 | 36 | 5 | 至近 | 《神殺す刃》で作成。両手持ち。《LO:A》適用。 攻撃力:(Lv*3+9) |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| カスタマイズ:エンチャント | 《デュアルミラージュ》選択。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 6
| 281
| 0
| 0
| 287
| 0/287
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「私は崩静サクラ。サクラでいいよ。」
「私もお兄さんみたいに、強くなりたい。」
ヒーローとして活動している兄に、憧れと劣等感を抱く少女。
日本刀の形をしたアーキタイプを振るって戦う。
ヴィジランテとして活動することを両親に話しておらず、秘密にしている。もともと外に出かけることが多かったのでそんなに怪しまれていない。
兄のことは基本「お兄さん」と呼ぶが、焦ったりで素が出ると「にぃに」と呼ぶ。昔の癖らしい。
アーキタイプを具現化していると、頭の上に青色のヘイローが浮かぶ。
スタイルはモデル体型で、すらっとしているが出るとこは意外と出ている。
履歴
崩静ユキナ:オリジン
古風な伝統を重きに置く崩静家の長女として生まれたサクラには、一人の兄がいた。
兄は崩静ユキナ。ヒーローとしての知名度がそれなりに高い、いわばエリートだ。
サクラはそんな兄のことを尊敬しながら劣等感を抱いている。兄に備わっている異能の力が、なぜ自身に無いのかと憤りを感じたこともあった。
兄を倣い、剣士になるための鍛錬を欠かさず行った。祖父母からは良い目で見られていないものの、両親からは応援された。
代々崩静家の長男は、剣士として世に排出される。レネゲイドウォー事件により公に異能の力を振るえるようになってからは、剣士にも異能の素養を求められた。
異能もなく長女という身分であったサクラは、別に剣士としての素養を求められておらず、むしろ一家に根付いた男尊女卑の風潮により嫌厭されることのほうが多かった。
ある日、ヴィランと会った。
夕暮れに差し掛かる買い物帰りのことだった。
ヴィランは腕と一体化した大砲をこちらに向けていた。
人生で初めて、死を意識した。
「大丈夫か、サクラ殿」
兄が来た。
兄とヴィランが戦うところを、アスファルトにへたり込みながら眺めていた。
逃げたかったけど腰が抜けていて。
兄はごみ箱の上や電柱、クルマにポストなどを機敏に飛び回る。
ヴィランの砲撃の隙を見て飛び込み、抜刀。
その流れるような所作のひとつひとつで、兄は風を纏っていた。
民家の壁に着地しては飛び跳ねるときに、足に風を。
ヴィランの懐に潜り込んで切りつけるときは、その太刀筋に風を。
まるで、風という概念が兄を祝福し、援護しているようだった。
「埒が明かねぇ!」
ヴィランは野太い声で叫んだ。
全くだ。戦いを眺めていて、私もそう思う。
兄の太刀筋は風のように軽やかだが、ヴィランの膨れ上がった筋肉装甲を断絶するには至らず。
ヴィランの砲撃も、まるで霞に撃っているように兄に当たることはない。
兄は無言だが、その言葉に同意したらしい。
兄がヴィランの目の前に立ち、腰だめで力を溜め始めた。
私には分かる。兄の活躍をテレビで、動画で、目の前で見てきたから。
必殺の一撃の構えだ。
ヴィランも右腕の砲身に左手を添え、何やらオーラのような力を溜めている。
互いに、次の一撃で決着を付けるつもりだろう。
ヴィランがにやりと笑った気がした、余程その一撃に自信があるのだろう。
兄の必殺は、言わば受けの太刀。
相手の行動を制したうえで相手を斬る、後の先を取る一撃だ。
なにせ私の自慢の兄だ。きっとあのヴィランも同じように、後の先を取ってくれるだろう。
アスファルトに腰を落としながら、私はこの後起る光景を、兄の雄姿を夢想していた。
砲門は私に向いていた。
「サクラ殿ッ!!」
その声でようやく、私に向けて放たれる閃光に気が付いた。
激しいフラッシュに晒され、視界が復活するのに数秒かかった。
目の前で、兄が倒れていた。
地面にうつ伏せになり、それでも刀は頑として握っていて。
晒された背中は余程の高熱を浴びたのか、どす黒く変色している。
傷口の境目では焼けて溶けた服がこれまた焼けた皮膚と一体化していて、グロテスクさを如実に物語っている。
兄が、斃れていた。
私を、庇って?
兄の細い息遣いが聞こえる。
ヴィランが下卑た笑い声をあげながら迫ってくる。
「にぃに!にぃに!」
ずるずると這って、叫びながら兄を揺さぶる。
目を覚ますはずなどないというのに。
私のせいで兄は死ぬんだ。
そんなの、そんなの嫌だ。
どうにかできないか。
私に力が、力があれば。
「力が欲しいぱみ?」
声が、聞こえた。
そこからのことはあまり覚えていない。
翌日すっかり傷が癒えていた兄を見て驚いたことは覚えている。
そして、己の中に眠る力。与えられた、異能についても。
また目の前で傷つく誰かを見たくないから、戦う。
それが、私のオリジン。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 154 | ||||
| 12/08 | プリズミックス・スプラッシュ | 3 |