容姿・経歴・その他メモ

髪

瞳

肌

ハンドアウト

PC4
ロイス:　推奨感情:P/N
カヴァー/ワークス　指定なし/UGN系ワークス
（補足：シナリオにはUGNが前提としては書かれているが強い希望があればFHでも可能ではある。ただしシナリオ終了時に他のPCから攻撃等や捕縛をしたいとされた場合のGMからの助け舟は一切（でき）ない）

君はオーヴァード生還不可領域の探索部隊。その生き残り、悪い言い方をすれば残党であるエージェントだ。
その記憶には今も部隊が全滅した光景が焼き付いている。
エリア内を探索していたところ、敵対する組織の探索部隊を発見し、交戦を始めたその時だった
突如襲来した存在によって二つの捜索部隊は君ともう一人、敵対する組織のエージェントを残し全員が死亡した
現在、生き残った敵方のエージェントと共に君は活動をしている。未だに相容れる相手ではないが君とが目的は一致している

「すべてを救うことは出来ないかもしれない。
それでも、きっと、今よりはよい未来を手にすることが出来るって信じるから――」

三行で

非常に正義感の強い、レネゲイドビーイングの女の子。
もっとも、彼女にとっての正義とは、レネゲイドがレネゲイドとして生きることが許されない今の『間違った世界』と、それを作り上げた人間(獣)ども、レネゲイド態(人)でありながらそれを守ろうとするUGNを打ち倒すことだが。

概要

FHセル『マリアの家』に所属するレネゲイドビーイング。
セルマスターではないが、マスターエージェントーーそれもマスターレイスの一人であり、少女らしい見た目の割にそこそこ古株。

レネゲイドビーイングやオーヴァードといったレネゲイド態に対しては友好的であり、趣味はレネゲイド態(人)助け。
あまり規律の強くないセルということもあり、ふらふらとあちらこちらに出没しては他人の世話を焼いている。

一方で、『いつかは世界に生きるすべての人が手を取り合い平和に過ごすことが出来たらいい』とさえ言い切るその良心は、その理想の世界の実現を脅かす『敵』に対しては厳しい。
人の敵、すなわち、一個体一個体は貧弱ながらも、多数であることをかさにして、秩序などと言う勝手な言い分で人が人としてふるまうことを阻もうとする人間(獣)ども、そして人でありながらそれに与するUGNである。

その誕生の経緯から極めて純粋なレネゲイドビーイングであるとされる彼女は、炎や物質といった自然界的な変換を介さない、本質的な『力』による干渉を得意とする。
未だその正体を人間の知るところにないとされる魔眼を他ならぬ彼女が扱うのは、決して偶然ではないのだろう。
その眼の深淵から引き出される力は、まさしくレネゲイドの持つ条理にまつろわぬ第五の力そのものなのだから。


彼女は10年前、N.I.O.計画により計画的に発生させられたある種の人工的なレネゲイドビーイングであり、『真なるマスターレイス』であるが、本人はその出自やその本質的な意味を知らない。

容姿・描画

少女の姿をしたRB。
白髪紅眼で、透き通るような肌を持ち、身体の表面が黒色の鎧状組織に覆われている。
常にふわふわ浮いており、周囲には無数の魔眼が形成されている。

FHセル『マリアの家』

ニオが所属するセル。セルマスターはマスターアーク。
主に他セルへの人員貸与を行うセルであり、セル単位での活動はほとんど行わない、比較的温和な部類のセルである。
とはいえ他セルへの貸与を生業とし、それすなわち戦闘を主とする本セルは、高い戦力を有する。
また、本セルはセルマスターの意向により個人的な活動が推奨されており、良くも悪くも規律が緩いといえる。

『マリアの家』という名は、人員の貸与を主な役割とし他セルの介助を為すその性質を聖母に見立てたものでもあるが、マリアという号自体がある種のコードでもある。マリア《M》はマスターを意味するコードであり、『マリアの家』はマスターエージェントの養成機関なのだ。構成員に許された高い自由度やセル群体としての主体のなさはこれに由来する。

N.I.O.計画

ニオは、人工生命である。
いや、人工生命というのは少し語弊があるかもしれない。
ニオは、ある特殊な伝説をもとに生まれたレネゲイドビーイングだ。
N.I.O.(ニオ)計画――正式には可能的起源態(N.I.O.:the Ideally Origined)計画と呼ばれたその計画は、京香時代の遺産の一つである。

伝承を縁にして生まれるレネゲイドビーイング(オリジン：レジェンド)は、本来、それが限りなく新しいとしても既存の伝承を基として生じる。
『レネゲイドの可能性の探求』の名の下、N.I.O.計画は、その在り方を拡張することから始まった。

――予言とは、仮想的かつ再帰的に造られた未来的な『伝承』である。
予言の暗示する未来は、それ自体が予言の対象を語る伝承であり、また、その対象が為した行いが対象の伝承として再帰する。
やがて生まれくる可能的起源態のため、京香はレネゲイド態たちの間に語り継がれる、ひとつの“予言”を造り上げた。
予言。すなわち、予期され畏れられる存在の『影』。

それこそが、理想を伝説と見做し、因果律逆行的に造り出された、レネゲイド態(レイス)たちの王(マスター)――
すなわち、“マスターレイス”である。

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