ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

岩国 玄一郎 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

岩国 玄一郎いわくに げんいちろう

プレイヤー:「」

どんな理由があろうと、命を大切にできないやつは嫌いだ」

年齢
17
性別
星座
牡羊座
身長
174cm
体重
65kg
血液型
B型
ワークス
アーティスト
カヴァー
高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
6
財産ポイント
2
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 そりゃ実家にはとんでもなく広い牧場はあるし、システム化に成功した酪農家として金持ちの方なんだろうし、それが特別と言われりゃ特別なんだろうけど俺自身が特別なわけじゃないしなぁ。でもそういうの抜きにしても良い家族だと思うよ。人として守るべき大切なことをたくさん教えてもらったからね。
安定した家庭
経験 あの日、妹は街に出て友達と楽しく遊んで帰ってくるはずだった。でもそうはならなかった。偶然あの場にいたというだけであいつは帰ってこなかったんだ。でも俺はあいつの分まで背負って生きるなんて言わないよ。そんな言い方をしたらまるであいつが重荷みたいじゃないか。俺にできるのは忘れないことだ。命を受け継いで歩いていくというのはそういうことだ。
永劫の別れ
邂逅 初めてあいつに会ったのは高校の入学式。何がきっかけだったか覚えてないくらい些細なことで話をした。それで馬があって、一緒につるんで遊ぶようになった。俺は田舎から出てきたばかりで初めての都会暮らしで緊張してたから、あいつが最初に話しかけてきてくれた時はすごく嬉しかった。伝えるのは恥ずかしいけど感謝してる。そうだよ。俺たち……友達だろ?
友人
覚醒 侵蝕値 それはスローモーションのようだった。破壊されていく車内。不幸な乗客を呑み込んでいく炎。俺はふたつの直感を覚えていた。『彼らを助けることは決してできない』ということと『今この傍らにある人だけは救える』ということだ。択一の選択肢だった。それでも俺はずっと悔やみ続ける。実質的にひとつしかない選択肢を選んだことで、前者の犠牲を容認したことを。
犠牲 16
衝動 侵蝕値 俺は恐ろしい。偶然拳銃を手に入れてしまった気分だ。その気になればこの力は容易く人を殺めることができる。作り出した武器を握るたび、俺は心が冷たく凍てつくのを感じる。理想側に『護るための力だ』と置き、現実側に『例え誰かを傷つけても』と置く。そうやって天秤をうまく操らないととてもじゃないがこんなものは振るえない。俺は俺自身のことが、怖い。
恐怖 17
侵蝕率基本値33

能力値

肉体2 感覚4 精神1 社会2
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃4 RC 交渉
回避 知覚1 意志2 調達1
芸術:絵画2 情報:ウェブ1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 申し子 このDロイスを取得した際、あなたは申し子専用エフェクトからひとつを選び、1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、あなたは経験点を使用して、このDロイスで取得したエフェクトを成長させることができる。ただし、このDロイス取得時に選択しなかったエフェクトを、新規で取得することはできない。
綾瀬 真花 慕情 不安 バス通学で一緒になるたび俺に話しかけてきてくれる女の子。すごく可愛い。綾瀬さんと話をしていると俺は気持ちがふわふわと浮ついてしまう。ひょっとしてこれが初恋というやつなのか。少なくとも綾瀬さんからは悪く思われてないみたいだけど……気持ちを伝えて関係が壊れてしまうのはちょっと怖いなぁ。……勇気を出して一度くらい遊びに誘ってみようかな。
矢神 秀人 友情 不安 高校入学の時に知り合って以来の友人。1年生の時はつるんで色んなことしたよな。うちに誰もいないからって泊まりで悪ノリで酒を飲んで叔母さんから滅茶苦茶怒られたり、夏休みは鈍行電車のタダ乗り切符で一緒に小旅行だってした。ずっと仲が良かったんだ。でもある時からお前は疎遠になっていって、今じゃ俺とまともに口も利いてくれない。何があったんだ……?
霧谷 雄吾 信頼 不信感 UGNという組織が信じるに値する組織なのか、それはまだ分からない。けれどひとつ間違いないことは彼は最後まで誠実だったことだ。良いことも悪いことも隠さず話してくれた。俺はその誠実さを信じたいと思う。それにしても、話を聞いているとどうも組織の中でもかなり偉い人みたいだ。わざわざ俺のもとを訪れた理由というのはちょっとよく分からないな……。
阿墨 芹佳 信頼 恐怖 これから先、俺がオーヴァードとして生きていくとして。そのシビアさを具現化したイメージは阿墨さんだ。病室で突きつけられたあの鉤爪の鋭さとそこに感じた恐怖を俺は忘れないだろう。俺が日常から足を踏み外して着地したのはこういう世界なのだと。けれどただそれだけではイヤなんだ。阿墨さんは俺を助けてくれた恩人だ。報いたいと思うし、あの子のことをただ“恐ろしいもの”だなんて思いたくない。そして何より、阿墨さんはいつも悲しそうだ。それを見過ごしちゃダメだと、俺の中で何かが叫んでいる。だってそんなの、辛いばかりだろう。
榛 はるか 尊敬 厭気 適当な人ではあるんだろう。支部の事務所は全然片付いてないしさ。前に掃除機をかけたのいつか分からない有り様だしさ。でも傍から見ているとあの人なりの責任感というものを感じる。俺は見守ってもらえている、という感覚だ。それは阿墨さんにもだし、小迎さんにもだし、そして俺に対してもだ。指摘すれば笑い飛ばすだろうけど、榛さんは責任を担う大人としての役目は果たしているように思う。俺もあんなふうに風のように、鋼のように、そんなふうに振る舞える大人になりたいものだ。もちろん、あのちゃらんぽらんさは見習わないけれど。
小迎 七八日 信頼 憤懣 小迎さんはヒーローになりたいのだという。一方で、小迎さんは自分がヒーローになることを認められていないように思える。そんなことはない。どんな理由であろうと、誰かのためにヒーローを志したならその時点でヒーローなのだ。苦しむ誰かを救おうと決意するそのことこそが尊いことなのだ。少なくともあの時脅威を前にした俺の前に立った小迎さんは俺にとってヒーローだった。それは誰にも、小迎さんにだって否定させない。互いに地球の裏側にいようと、彼女がヒーローたらんとする限り彼女がヒーローであると信じることをここに誓うよ。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ハンドレッドガンズ 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
そのシーンの間、以下のデータの武器を作成し、装備する。【種別:射撃 技能:〈射撃〉 命中:0 攻撃力:+[LV×3+4] ガード値:- 射程:30m】
ギガンティックモード 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 範囲(選択) 武器 3
このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を範囲(選択)に変更する。ただし、判定後にあなたの装備している武器はすべて破壊される。
マスターワーク 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3 ピュア
このエフェクトを使用した時に技能ひとつを選択すること。そのシーンの間、選択した技能を使用した判定の達成値に+[LV×3]する。このエフェクトは1シーンに1回、1シナリオに3回まで使用できる。
ソウルドウェポン 7 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 4 100%
《インフィニティウェポン》か《ハンドレッドガンズ》で作成した武器をひとつ選択する。そのシーンの間、その武器の攻撃力を+[LV×4]し、その武器はあなたのエフェクトの効果で破壊されなくなる。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。
テクスチャーチェンジ 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
機能を維持したまま、物品の外見を変更するエフェクト。所持しているアイテムからひとつを選択する。選択したアイテムの外見を、あなたの思いのままに変更する。どのように外見を変化させても、データは変更されない。もし誰かが外見を変えているものの本来の姿を見破ろうとした場合、〈知覚〉同士による対決を行うこと。
修繕師ティンカー 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
破損した物品を修復するエフェクト。この効果によって、壊れてしまった道具を修復することができる。ただし、原型を留めないほどに壊れているものやエフェクトやアイテムなどの効果で破壊されたアイテムは直すことができない。GMは必要と感じたなら〈RC〉による判定を行わせてもよい。
セレリティ 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近 5 Dロイス
即座にあなたは2回メジャーアクションを行う。ただし、このエフェクトを使用したメインプロセス終了時に、あなたはHPを[10-LV]点喪う。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。

コンボ

名称未定:投槍

組み合わせ
「ハンドレッドガンズ」「マスターワーク」/射撃攻撃
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
効果参照
侵蝕値
0
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4
10
4+15
13
100%以上
4
9
4+18
16

名称未定:形状未定オールユニーク

組み合わせ
「ハンドレッドガンズ」「マスターワーク」「ソウルドウェポン」/射撃攻撃
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
効果参照
侵蝕値
0
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%以上
4
9
4+18
48

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 一般 あなたが行う〈意思〉判定の達成値に+1する。
芸術道具:絵画 2 一般 取得時に〈芸術:~~〉からひとつを選択する。あなたが行う〈芸術:~~〉判定の達成値に+1する。「芸術道具:~~」のように記述し、選択した〈芸術道具:~~〉ごとに別のアイテムとして扱う。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 10 124 0 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

岩国 玄一郎は普通の男子高校生である。
特別な生まれでもないし、特別な能力があるわけでもない。
本当に普通なだけの人間などいないというが、それでも全体の平均値というものがあるならそこから大きく外れた男ではなかった。

山間で酪農業を営む岩国家に生まれる。次男であり、少し年の離れた兄と1歳差の妹がいた。
(なんで次男なのに“一郎”なんだよ、父さん)
父は元・自衛官で退役後に家業を継いだ。母はアナリストとして証券会社で働いていた人物であり、結婚を機に退職。
学校は全校生徒が小学校と中学校をあわせても20人に満たないという田舎で玄一郎は育った。
コンビニさえ車で20分かけて山道を走らせなければ辿り着けないような場所である。
幼い頃の彼の遊び相手というと自然溢れる野山と辛うじて届いているインターネット。
それとうちの牧場でたくさん飼っている牛と少し飼っている馬。それが玄一郎の半生における前半のハイライトだ。

もし玄一郎に同世代の少年たちと違う部分があるとすれば、そうした環境で育ったため“命”に触れる機会が多かったこと。
父は自衛官として退役するまでに数多くの災害現場へと赴き、そこでたくさんの生と死を見つめてきた。
彼はそうした自分の経験を息子たちへ躊躇いなく口にし、命を救うということは容易いことではないことを繰り返し説いた。
母は数字と経済の専門家として自分の子供たちへ幼い頃から遠慮なく“理想”と“現実”の違いを語った。
しばしば理想は現実に打ち負かされるものであること。だが理想を補強するものこそ現実であることを何度も言い聞かせた。
酪農業を営んでおり牧場と隣合わせの日々にあると、時折生々しい生の現場を目の当たりにすることがあった。
母牛が子牛を生む時。事情あって安楽死をさせねばならない時。経済動物というもののリアルさを嫌と言うほど実感した。
玄一郎よりも先にそれらの薫陶を受けていた、年の離れた兄は玄一郎の規範となった。
彼はいつも飄々とした人物だったが、一方で両親や環境から学んだことを大切にして玄一郎たちへ噛み砕いて伝えてくれた。
(でも兄さん、母さんの地元の大阪に進学したきりどんどん関西に染まってるね。関西弁が板についていく……)
極めつけは───妹が死んだことだ。
ある日友人と都会へ遊びに行ったきり、現地で事故に巻き込まれて帰らぬ人となった。
1歳だけ年下の妹のことを玄一郎はとても可愛がっていたし、妹も兄のことを強く慕っていた。
その事件は玄一郎の深い心の傷として残っているが、そこから立ち直れたのも常日頃から命と対面することが多かったからだ。
命は続いていくもの。時にそれはシビアな結果として返ってくるが、だからこそ自分自身のこの命を大切にしなければならない。
それがひいては他者の命を尊重することに繋がる。命とは、厳かなものなのだ。
死生観という点において、玄一郎は同じ年代の子供達と比べて達観的かつ健やかな熱意を内包しながら育った。

やがて高校生に進学することになった際、もう地元には高校は存在しなかったために他所へ移らねばならなくなった。
幸い高校の合格先であるN市に花房家という親戚があり、そちらに打診したところ快く受け入れてもらえることになった。
以来、玄一郎はそちらを下宿先としてN市の高校に通学している。
花房家は母子家庭───とはいえ、娘はよその県へ大学進学中。母は看護師で泊まり込みが多く、娘はたまにしか帰ってこない。
玄一郎も既に高校生。年頃の男子である。夜に誰もいないとなれば寂しさを感じるどころかそれを愉しむような立場である。
かくして、玄一郎は半生の前半よりもやや不真面目ながらそれほど社会規範に逸脱しているわけではない日々を送っていた。
高校では美術部に所属し、絵画に親しみつつも年頃の高校生として馬鹿なこともたまにはやるような、そんな生活だ。
これらが玄一郎のこれまでの全て。前述した通り、彼自身に特別なことは何ひとつとしてない。
普通の17歳として、普通の高校生として、普通に他者の命を慈しめる、普通の人間だ。

なお、玄一郎の妹は事故現場で死体が見つかっていない。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4

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