履歴
UGN特殊感染症対策部(Special Infectious Disease Strategy Department,SIDSD)の捜査長官。つまり一番偉い人。以前はFBIの同じ名称の部署だったが、FBIでは守れる範囲が小さいことと、日本に行きたかったため前から交流のあったテレーズ・ブルムに連絡を取り、UGNとしては異例の「特別支部として部署ごと異動」となった。
彼女自身はどんな人に対しても丁寧語で受け答えするしっかり者。妻であるフェル・ソフィーティアとは何億年連れ添った仲だが振り回されることが多かったためこんな風な性格になったのだとか。リンネ・ベルリオーズはティナとの関係を主従関係と言ってはいるが、ティナとしては恋人に近い大親友とのこと。最近メンバーが増えてきているがメンバー全員に対しても親友関係と言っており、彼女の「親友」とは「少しの間彼女と共に過ごした人物」ではないかと疑われている。それはそれで関係を結ぶのが軽すぎる気もするが・・・・・。
ティナは「男=ケダモノ」として見ており、派遣先で男性エージェントと一緒になった場合は仕方がないと割り切っているようだが、一緒に働きたくはないとしてSIDSDに男性を入れさせない努力をしていたりする。その甲斐もあってか今のところメンバーは全員女性だったりする。
SIDSDの活動内容は、
①非オーヴァードへのカヴァーストーリーの流布
②他支部への一時的出向
③壊滅的被害を受けた支部機能の復旧
④表向きとしての施設である喫茶店の営業
⑤派遣された人のヘルプ(情報収集など)
⑥依頼の相談等
⑦その他事務仕事
⑧ゲーム
がある。SIDSDには大勢のオーヴァードが居るが、代わりに非戦闘員や非オーヴァードの協力者等は存在しない。そのため、あらゆる仕事をエージェント同士で協力してこなさなければならないのだ。そのため、本来裏方のはずの仕事もすることになる。これにより、他支部に依頼されて派遣された時でも非戦闘員や協力者に対して感謝する気持ちが生まれるとのこと。
また、全員がエージェントの能力としては選りすぐりの精鋭ということもあってか、FHによって壊滅させられたUGN支部の機能を復活させるために派遣されることもある。この場合、派遣期間ば長くなるが、UGNから新たな支部のメンバーによる引継ぎが終了するまでその支部のエージェントとして扱われる。ティナ曰く「報酬は弾むのですが、その代わり支部機能がなくなった場所は大体FHやジャームの巣窟ですからね。いつも口を酸っぱくして『ここに五体満足で帰還することが最優先で』と言うようにしています。命あっての物種とも言いますし、失敗しても厳しい任務なのでお咎めなしです。ただただ彼女たちが無事に帰ってくることを祈りながら仕事をしています」とのこと。