来歴

誕生から放浪まで

現在でいう北欧のとある寒村で産まれる。
一族の言い伝えによればストランドは雷神の末裔であり、なかでもヘルガは雷を操る力が強かったと言う。成長したヘルガは村の男と結婚して子どもも産んだが、ストランドの力を恐れた為政者が寒村を襲撃。ヘルガはひとり放浪の身となった。

UGN結成から渡日まで

放浪から果てしないほど長い時が流れた。ヘルガは自身の身体を凍結させて老化を無理矢理止めて、家族や一族の生き残りを探した。世界では人間たちが幾度となく争い、世界中を巻き込んだ大戦が2度起き、そのなかで子孫のほとんどが途絶えてしまったことをヘルガは突き止める。
それでも諦めなかった彼女は、自身と同じ「ような」力を持つ者……オーヴァードと呼ばれた存在、そしてUGNという組織を知る。ヘルガは自身の子孫を捜索することを条件に、UGNに加入。
そしてできたばかりの護人会に協力するよう命じられ、渡日する。

UGN除名から現在に至るまで

この激動の数年、ヘルガは日本支部のエージェントとして探しながら子孫の情報を追っていた。そして轟木の死後ヘルガにもたらされたのは、唯一の子孫が見つかったと言うことと、彼らはすでに生き絶えたという事実であった（実はヘルガが渡日してすぐにこの事をUGNは掴んで轟木に知らせていたのだが、彼がヘルガに伝えてなかった）
そしてヘルガは、とある任務でFHと交戦、一人残り殿を務めるなかで行方をくらませた。消息不明となったヘルガをUGNは殉職として除名した。
ヘルガは生まれた寒村の場所へ戻ろうとするも、そこは都市化がなされ見る影もなかった。
ヘルガは人気のない雪山に分けいり、そこでひとり暮らし始めた。世界に取り残された彼女には、せいぜい自分たちの歴史を書き記すことぐらいしかできなかった。
数年の月日が経ち、歴史書も書き終えてしまった夜、ヘルガは一族との夢を見た。もはや声も、顔も、なにも思い出せなくなっていたはずの家族とヘルガは夢の中で語らった。
次の日、夢から覚めたヘルガは、風の噂を耳にする。途絶えたと思っていたはずの子孫がUGN日本で生きているのだと。
雪山の雪が溶け始めた夏の、まぶしい朝のことだった。

①名前：大（だい）
②ＣＮ：No Way Back
③年齢：18歳(当時8歳)
④性別：男
⑤性格：がんばり屋。いろいろと暴走しがち、だけど、成し遂げるまで諦めない。
⑥PCとの関係性：ヘルガの方が世話されている。孫とおばあちゃん。

シンドローム：ブラックドッグ＋キュマイラ

・引き取るとき
　ヘルガは教え子を取ることに最後まで抵抗した。
　レネゲイドコントロールに長けているとUGNは評するも、ヘルガはそもそもレネゲイドというものをよく知らない。科学や研究者が何と言おうと、ヘルガにとって自分に宿る力は一族が受け継いできた雷神の名残なのであり、そのような説明可能なものではない。つまり教えられるようなことがヘルガにはなかった。
　結局は轟木の命令があって仕方なく従った。

・別れの直前
　ヘルガはUGNから出ていくことを教え子に予め伝えてあった。
「だって、突然いなくなったらびっくりするでしょ」というのが理由らしい。
「別に、UGNに言ってもいいよ。そうなったら、戦うだけだしね」

・アグレッサー
永久はすごい人だよ。身代わり人形を同時に複数作り出すまでに、きっと相当な修練を積んだんだろうね。ああ、でも冷たいところもあるね。あれで何人か教え子がいるんだから、人というのも不思議なものだね。

・Brave Heart
京太郎はうるさいね。あの叫び声はまるでフェンリルの戦慄きそのものだ。教え子も気の毒だね。それによくわからない人形を操って戦うのだから、本当に同じ人間なのかと疑ってしまうよ。

・Melancholy
灰那は実にしっかりものだね。このチームで一番堅実だと思うよ。少々過保護ぎみなようにも思えるけど、まあ親というものはそれぐらいがちょうどいいのかもしれないね。

名前：ホタル
性別：男　年齢：17-18
ブリード：クラスブリード
シンドローム：エンジェルハィロウ×モルフェウス
コードネーム：Night Wanderer（ナイトワンダー）
好きなもの：かわいいもの
嫌いなもの：熱血
ふわふわ、って感じの男子
かわいいものが好き、になったのは教官嫌いの反動。
支援型。しんどいことがきらい。