容姿・経歴・その他メモ

履歴

東海地方にて財を成した一族の三男中長男であり、同地方政界の御曹司。
彼の人生は、祖父の悲願である『息子直径一族においての党首指名』の為にあった。が、彼の身体的由来の不妊が発覚した時、その野望と共に彼の人生は意味を閉ざした。

以降は己の存在に意味を見出せず、ただ易々諾々と定められていた(はずの)人生を送っている。

そういった経歴もあってか、根本的に他人を信頼する事に価値を見出せず、状況と打算でしか他人を評価できない上に、ある種破滅的な享楽的思考を併せ持つ。
オーヴァードに目覚めたのもまた、一つの享楽の結果に過ぎない。
本来であれば社会生活を営むほどのロイスを持つことが困難な性格であるが、皮肉なことにその性質こそが、逆説的に『Dロイス：安定体』への適性を証明するに至った。

以降はUGNの政治部と研究部の両方に目をつけられ、その巨大な手のひらの上で転がされていることを気付けないままに……あるいは気づく必要を見出せないままに、ただその場しのぎの享楽を送っている。

彼にとっては、脳に直接効く劇物であり全く合法化されている薬物であるアルコールと、いつかの夢を数分だけでも見させてくれる女の柔肌、その感触だけが信じるに値するものであり。さりとてそれは"望めば手に入る"ものである為、決して人生の舵輪にはならないものであることも自覚している。


バツイチ。不妊原因で別れた前の奥さんのことは……まあ幸せならいいと思っている。


※上級ルールブック掲載p144　『ストレンジャーズ：シュッツァー』をベースに一部改変。　データ値を優先した為、カヴァーなどを元にする数値には一部矛盾があります。
イメージ『へべれけジャンキー/syudou』『有閑倶楽部：PART1』

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