容姿・経歴・その他メモ

容姿

褪せた紫色の髪に金色の眼を持つ。
容姿は年齢相応だが、表情に陰が掛かっているように見える。どこかクールにも見える（気がするだけ）。

人物

少し浮世離れした普通の高校生。交友関係は狭すぎず、かといって広くはない。
将来の夢はまだ曖昧らしいが、何事もなく高校を卒業できれば消防士を目指すかもしれない。

運動神経が良い。特にジャンプ力が高く、中学生の頃はバレーボール部に入っていた。
今でこそブランクはあるが運動はかなりできる方。今は勉強やバイトを優先して帰宅部。

勉強はそこそこやっているが、なぜか成績は壊滅的である。入学してから早々授業について行けない様子を見て、心配そうな綾瀬 真花からノートを貸してもらった時から今もなお、ちょっとした仲が続いている。

祖母に負担をかけたくないという思いから、早いうちに独立するために新聞配達のバイトをして貯金している。

【性格】
程々に明るい。感情を表に出したり思ったことを打ち明けるのが苦手。だが内心はそこそこ熱血でお人好し。
思い立ったらすぐに突っ走りがち。正義感が強く、目の前に困っている人がいると助けずにはいられない。
幼少期からそうだったわけではなく、両親が甚振られている時に何もできなかった無力感によるもの。

過去のトラウマのせいか、人より自己肯定感が低く、時には自分を顧みずに自ら危険に飛び込むことがある。

束との対話を経て「人はいつか必ず死んで無にかえる」「それでも与えたものだけは残る」という信念を抱く。
人と関係を築くことを苦手としつつ、困っている人がいれば恥をかなぐり捨ててでも助けようとするのは、
おそらく束の言葉を信じるが故。

余談

好きな動物はトカゲ。趣味は筋トレと漫画、音楽を聴くこと。
名前の由来は「龍継ぐ」から来ている。

履歴

中学二年の秋、家に帰ると血まみれになったリビングで倒れている父と母を見つける。
そこで血だまりに立っていた黒衣の男に殺されかける。しかしそのとき家の付近でオーヴァードが暴走する事故が
発生しており、そちらに関心を引かれたのか見逃される。

N市の病院に全員搬送されるも、病院の中で両親は死亡。
同じく数日で死亡すると思われるほどの大怪我だったが、医師の織重 束の尽力によって奇跡的に生きながらえた。

事件以降、トラウマや自分だけ生き残ったことに対する後悔と罪悪感、そして抑えられない復讐心に苦しむ。
N市の病院に入院してから、文字通り何もしない生活を続けていたが、主治医の束との長期間の対話により再起。

ある日同じ部屋の患者に貸してもらった格闘漫画にハマり、筋トレを始める。
漫画を読み進めることがモチベーションになってリハビリに励むようになると一か月半という驚きの早さで復調。そのまま退院する。

両親の死後はN市に住んでいた祖母に引き取られ、昔と変わらない質素な暮らしをしている。
祖母の過保護さにはうんざりしているが、それなりに仲は良い。

退院後はN市の中学に転校し、卒業。それからはごく普通の高校生として平凡な高校生活を送っている。

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