容姿・経歴・その他メモ

「往間辰己だ。UGNのN市支部長をやってるが……ああ。指示とか頭回すのは得意じゃねぇ」
「戦闘か。それもまあ、ただ視てるだけだ。じゃあ何やってるのかって？　さあな」

簡易プロフィール
・UGN支部長、往間辰己。喫茶店のスタッフルーム、その奥だとか地下だとかから行ける。
・高校生時代に覚醒。飛行機内で謎の人物に覚醒させられた。その飛行機は紆余曲折の上墜落し、数多の死傷者を生んだ。
・表面上は勤勉とは言い難いものぐさ支部長。事務や指揮より戦闘が得意。その戦闘も「視てるだけ」とは本人の弁。
・レネゲイドやオーヴァードという存在を当然のように受け入れているし、平凡であることに反発を示すことさえある。
　それでも彼はUGN支部長だ。

・好き：漫画（レネゲイド活用の着想元の一つ）、摸擬戦（レネゲイド活用の訓練として）、ラーメン。
・苦手：異常を排斥する平凡、平凡を蹂躙する異常、事務仕事、飛行機（少しだけ）
・嫌い：これといって思いつかない。


・キャラクター詳細。
・N市東にある喫茶店（UGN支部）に所属する支部長。
　喫茶店として機能はしているものの彼本人は働いておらず、支部エリアに居るか外回りをしている。
　飲むものは基本的に缶やボトル飲料。仮にも喫茶店の外郭持った支部なのに缶やボトル飲料を好む。
　N市東の方に位置する。

・戦闘スタイル。
　以前は『黒の鉄槌』を主軸に置いた重力操作による叩き付け攻撃を主体としていた。
　重力操作によるダメージの最適化について試行錯誤した結果、他の力を受けて起爆するレネゲイドコントロール……エフェクト：死神の瞳を活用する戦闘方法に行き着いた。
　具体的には『因果歪曲』で範囲化した『死神の瞳』を植え付けて、味方に頑張って起爆して貰うことになっている。
　なので傍から見れば何もしていないように見えなくも無い。
　「俺はただ、『視てるだけ』だ」

・覚醒のきっかけ（簡易版）
　14年前。高校の修学旅行の帰りにハイジャック事件に遭遇。
　往間辰己に近付いた"何者か"は、彼の頭を掴んだ。そうして彼は覚醒した。
　その飛行機は墜落し、多くの死者を出した。往間辰己による力の行使が直接的な原因では無いようだが、どちらにせよオーヴァード絡みの事件である。
　この件はエンジントラブル等を要因とした事故として処理されている。
　「覚醒した時のことぉ？　忘れた」
　（あまり覚えていないのも事実だが、俺を『進化』させたアイツ。アイツは今、どこで何してやがるんだ……？）
　（まーいい。今は目の前の事件をどうにかしねぇとなぁ）

・支部長としての働き。
　リソース管理等の事務仕事は不得手。戦場に立つ方が性に合っているとは本人談。
　レネゲイド絡みの事件が無いか哨戒する目的もあり、外をぶらぶらしていることが多い。
　そのため余り働いていないように見える。実際、缶詰になっているタイプの支部長よりは労働時間は少なめかもしれない。
　突然欠勤することがある。そういう場合はたいてい、UGN支部長として動き辛いので個人として動いている。
　無論そういう言い分である。しかしそういう言い分である以上、（余程下手を打たない限りは）ある程度のことは黙認させる。

・コードネームの由来。
　"贋王（フェイキング）"は同僚に名付けられたもの。
　往間（おうま）様を文字って「王様」と呼ばれたところを『精々パチモンだ』と返したところ、いつの間にか定着した。
　それ以前、コードネームは登録していなかった。（もし必要なら、適当に「O-MA」とか「AG○○○○（エージェント・任意の数字）」とかを設定したと思う）

・オーヴァードへの姿勢。
　オーヴァードを化物とは認識しておらず、あくまで『力を持った人間』であると認識している。
　結果的にジャームとなり破壊を振り撒く可能性を秘めていたとしても、その時までは人間だ。
　覚醒の際に受けた『新たな生命への進化』という命令に影響されているのか、彼本人の気質か、そういうものを排斥する人間には反発を示す。
　とはいえ、往間辰己も大人である。反意を抱いたからと言って、積極的に突っかかることは無い。当然の挙動の一つだと認識しているため。

・友人関係。
　友人は少なくなかったが、飛行機事故の影響で同学年にある程度死者が出ている。
　クラスメイトの7割、担任教師、同じ飛行機に乗っていた別クラスの顔見知りや中学生時代の友人等。
　彼らを喪ったため、友人は少なくなった。
　当時付き合っていた時雨美佳（しぐれミカ）も死亡したとされる。（身元が判別できない焼死体も相応に多く、発見されない≒死亡扱いとなっている）

　高校卒業後はUGNに所属するようになったため、一般人の知り合いよりレネゲイド関係者の顔見知りの方が多い。
　それでも、同じ事故から何とか生還した平野虎之介（ひらのトラノスケ）や家族の往間映（エイ）、健（タケル）等一般人との繋がりも確かにある。

・家庭
　独身の一人暮らし。支部や外回り先近場のホテルに宿泊することも多い。
　実家には父・母。姉と弟はそれぞれの相手と暮らしている。親交はそこそこある。
　仲は結構良いらしい。

・態度
　誰に対しても一定の温度感を保つ。
　ただし、友人や家族を含めた一般人には気持ち一線引いている。

・関係人物
・UGN支部長、またはそれに準ずる立場の人物（霧谷雄吾、相良一穂、N市他支部長など）
　同僚として接する。
　この辺りから自分より立場が上になる人物が増えてくるが、タメ口は継続。（注意されたらその場は直す）
　仕事を振り、振られる関係。

・UGNエージェント（月ヶ瀬真哉、ヤタノホムラなど）
　同僚として接する。
　雑に仕事を振るのであればこの立場に居る人物たちになる。

・UGNチルドレン（白金涼など）
　経緯により微妙に温度感は変わるが、基本的にはアルバイトや研修生扱い。
　エージェント達よりはマシだが、やはり雑に仕事を振る。
　一方で、「お前らが守ってる日常を見ることを忘れんな」と助言もする。

・UGNイリーガル（林ハル、桐生真司、鬼灯新、冬島玲華など）
　どうしても手が必要になったら助力を求める。
　もちろん強制はしないものの、意外と応じられることが多い。
　戦闘を終えた彼らに、「日常の側で居るなら、その『傷』が『痛い』ってことを忘れんな」と忠告する。
　（桐生真司は訓練や支部に入り浸る時間が他より長いだけであり、立場上はイリーガルである）
　「最近覚醒した奴ら、どいつもこいつも出力が高い気がすんだよな。俺の方に来る奴らにその傾向が多いのか、それとも」

・FH
　敵対者。その姿勢に一部共感はあれど、秩序を乱すなら容赦はしない。
　強力な人物に対しては一定の評価をする。



・覚醒のきっかけ（詳細版）
　飛行機墜落事件の主役とも言える人物は三人。
　被害者・覚醒者である往間辰己。
　彼を覚醒させた謎の人物。
　そして、謎の人物から往間辰己を助けようとしたUGNエージェント・桐生良子（きりゅうリョウコ）

　謎の人物の行動を阻止しようとした桐生良子は、彼によって撃破され、ジャーム化した。
　ジャーム化した彼女は機内で暴れ出し、サラマンダーの炎でもって多くの乗客を殺害。
　覚醒したばかりの往間辰己は何度も殺害されながらも、そのジャームを撃破した。
　そうして飛行機が墜落していく最中、往間辰己は意識を手放す。謎の人物は、いつの間にか消えていた。

・覚醒のきっかけ（PL視点の補完）
　同PLのPCでこの事件に関係する人物たちは、概ね次の通りである。

　桐生真司：母親である桐生良子がジャーム化し、多くの人物を殺害した。この事実は知らない（任務で死んだとだけ聞いている）
　鬼灯新：父・鬼灯伸太郎（シンタロウ）がジャームにより殺害された。AWFを会得している人間で、近くに居た乗客を庇って死亡した。その乗客は辛うじて生きていたが記憶処理が施されている。（事故で死んだとだけ聞いている）



平野虎之介（ひらの　とらのすけ）：〇友情／不快感
昔からの友人であり、一般人。自身がオーヴァードに覚醒してから、心の底に不快感が湧くようになった。

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