キャラクター概要

色素が極めて薄い、人種を特定することが非常に難しい少女。
とてつもないお人よしで、困っている人がいれば助けずにはいられないし、「助けて」と言われれば己の損得をすべて無視して助けるために全力を尽くしてしまう、善性の塊のような人物。
1年ほど前のとある事件をきっかけにUGNチルドレンとしてUGNに参画した。

出自について

とある特殊体質のオーヴァードの遺伝子をもとに調整されて生まれたデザイナーチルドレン。
「他人や環境に存在するレネゲイドと共鳴、吸収する」ことに特化した存在として生み出され、「自我を優先せず、他人の思いを受け入れる」ような、洗脳に近い性善説教育を受けてきた。
本来はジャームと化した者からレネゲイドを吸収し、体内から消し去ることによってジャームを治療するための「道具」として作られたが、ジャームの治療は成功せず、また彼女がUGNに来るきっかけとなった事件によりその機能は失われている。
一年ほど前に発生した一大事件の末、最終的にUGNを自身の居場所として定め、現在は自分に与えられた「力」を誰か、己の視界に入ったものの幸せのために振るうことを己の存在意義として定めている。

現在

出自故に天涯孤独の身の上であり、事件後は彼女の強い希望でUGNチルドレンとして活動しつつ、各地の支部を転々として任務をこなしている。現在はMM地区支部で寝泊まりしている。
現在は戸籍がないため普通の学校に行くことはできず、支部での手伝いをしつつ支部メンバーに勉強を教えてもらったりしている。誰にでも分け隔てなく接し、精力的に人助けに動く上、基本的に支部に生活基盤を置いているため、支部内では知らない人はいない存在であり、支部長や事務方、エージェントから清掃員、用務員、警備員に至るまで幅広く面識がある。

UGN日本支部長の霧谷とは強いコネクションがある、というより彼女は彼の弱みを握っており、「お願い」すれば間違いなく霧谷はその願いを叶えざるを得ない関係なのだが、彼女はとてもいい子なのでその権利を使ったことはないし、この先も使う気は基本的にない。

その出自故か、特に「自分の意志と関係なく誰かに利用されている者」に強いシンパシーを覚えてしまい、必要以上に深入りしてしまう傾向がある。

戦闘スタイル

彼女の出自である「レネゲイドを吸収する」力を攻撃的に転用する。
他者の体内に存在するレネゲイドに共鳴することでそれを強奪し、エメラルドグリーンの炎として発現する。
以前はより強大な存在であり、けた外れのレネゲイド容量を活かして惑星全体を巻き込むレベルの大規模なエネルギーを行使できたが、今の彼女は通常のウロボロスシンドロームの範疇に留まる力の行使しかできない。それでも、他者のレネゲイドと共鳴することについてはけた外れの適性を示す。
また、空間に存在するレネゲイドと共鳴することにより時空間への干渉を行うこともでき、それを利用したバロールエフェクトの見様見真似も得意である。

セッション履歴