容姿・経歴・その他メモ

髪

-／黒

瞳

-／空色

肌

-／色白

「君たちが"切り出してはいけない"と唱えたものは、一体どれほど大切なのだろう。君たちの心は何処に在るのだろう」
「要らないのは百も承知で、君たちが唾棄した我々は"何故"を唱えたいのだ」
「はじめまして。君は、我々の友になってくれるだろうか」

▼人物(？)像_
精神医学を起源とするレネゲイドビーイング。ただしその根底が後に立ち消える「憑き物」の概念であったために、内包しうるのは現代に至るまでに否定されたものに限られる。
長く人に管理されてきた影響で言動は比較的人間に近しい。また現代に至るまで世紀単位で散々に批判を受けた結果か、今日では人間の倫理観や道徳的感情といったものに興味を示している模様。
成立ち上人間を寄生対象としており、宿主の自我の有無によって支配型となるか協力型となるかが変化する（寄生者の瞳は常に空色となる）。伊比津家傍系「空央津家」の人間や外部から連れてこられた正気を失くした者を宿主として永く地下深くに存在し続けてきた。

伊比津家及び空央津家からは「空央浦（アヲウラ）」の名で呼び倣わされるが、任務に携わるにあたり家との関わり（主に親交の深さ）を伏せる目的でコードネームと併せて別の名前を名乗ることとした。
その名は「非現実的な」という意味を持ち、実践されてしまった机上の空論たる己を皮肉っている点も非常に人間的であると言える。

sham calm.
身体を縛り、脳を切取り、感情を縫付け、偽りの安らぎを与える。
非人道的だと蔑まれる我々は、それでも人道的な想いから生まれたはずなのだ。

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