容姿・経歴・その他メモ

Ｎ市南小学校に在籍するも、大病を患って長いこと入院している少女がいた。
「早く元気になって学校に行きたいな・・・」と願うも、快癒は程遠く。口に出しても家族を困らせるだけなので、ささやかな願いはいつしか語られることはなくなった。

そのうち。彼女は夢を見るようになる。
夢の中では、自分がもう一人いて、やりたいことを好きなように自由にできる。
ちょっと意地悪だったり子供っぽかったりするけどかっこよくって頭もよくってなんだかんだで優しい男の子たちと友達になって。
大好きな漫画やアニメの主人公みたいに、いっしょにハチャメチャな冒険をしたりするのだ。

しかし、そんな願いはかなうことはなく。
彼女は一度も小学校に行くことなく虹の橋を渡った。



さて。
Ｎ市南小学校に、変な噂話があった。
昼休み。レクの時間。給食で人気メニューが出る日。自習や体育の授業中（特にドッジボールとか）。そして放課後。
いつのまにか、なんだか生徒の数が一人多いのだ、という。

その子のことをはっきり誰だってわかる子は誰もいないのだけど。なんでかちっとも変だと思わず一緒に遊んだり勉強したり。
そんな、もう一人のクラスメイトがいるらしいよ、と。七不思議の７つ目だったり８つ目だったりで語られている。


【解説】
病弱な少女の最期の願いが、その辺をふよふよしていたレネゲイドウイルスの塊に指向性を与えたことで人の姿を取るようになったレネゲイドビーイング。

姿かたちはその少女ベースで、いわば死霊の類なのだが、見た目は健康優良児で能天気な言動ゆえ悲壮感は全くない。故人を知る人が見ても同一人物とはそうそうわかるまいと思わせる。

かわいいギャル風ファッション、頭良さそうに見える＝めがね、目とか手からきらきらしたビームとか出る、その他もろもろに願望が盛り込まれた結果、「ビームとか撃つおしゃれコーデのめがねっ娘」という変な存在になった。

遊ぶの大好き学校超Ｌｏｖｅだけど勉強はそこまで・・・なので授業時間が終わるとひょっこり教室に潜入して小学生ライフを満喫している。

【キャラ紹介】
「やっほー！すずなだよっ。すず☆りんでもすずちゃんでも好きに呼んでいいけどかわいいやつでねっ」
「って、あたしのことがわかるのっ！？すごいなー、じゃあ、おともだちになろうよ！」
「・・・えへへ。なんだかこういうの、ちょっと恥ずかしいねっ！なかよくしよーね！」ﾆﾊﾟｰ

というわけで。故人の死に際の見果てぬ憧れが結実したレネゲイドビーイングというくっそ重い設定と、明るく無邪気で能天気なキャラクター性を併せ持つ、歩く学校の七不思議こと鈴城鈴菜ちゃんでございます。
オルクス／モルフェウスのクロスブリードなのに謎いビームとかぶっぱします。演出は自由だから(震え声）

ＰＬはプリン丸。どうぞよろしくお願いします。

セッション履歴