容姿・経歴・その他メモ

青の女王、白い雪、緑の運命、狂気の瑠璃、高貴なる灰色、朱、黒、黄、黄緑…そして、偽りの赤。

かつてあった長瀬明によるUGN日本支部のクーデター事件。その中心存在と言われている人物の一人が『クィーン・オブ・ブルー　神崎葵』と呼ばれた存在である。
特殊な音波により他者のレネゲイドを強制的に活性化させジャームにするという稀有な能力を持っていた彼女は、野心に満ちた長瀬一派に拾われ、その後、彼女の細胞からは幾多の『クローン』が生み出された。
しかし、多くの個体はレネゲイドすらまとまに扱えない出来損ないであり、レネゲイドの適性を見せたクローンも『クイーン・オブ・ブルー』の能力を引き継ぐことはなかった。


東風ヶ瀬茜は、そんな『女王』の成り損ないの生き残りの一人になる。
本来ならば、危険分子として凍結処分も免れない身の上だったが、霧谷雄吾の進言によりUGNチルドレンとして秘密裏に活動している。現在は、霧谷直属の懐刀として様々な任務にあたる。霧谷を敬愛し父のようにしたい死も辞さぬ忠誠を口にするが、本心では『実験施設の中で出来事がトラウマとなり、死ぬのを極端に恐れる』人物だ。それは、霧谷には見透かされているのだが、茜は隠し通せていると思い込んでいる。

能力は、極めて限定的な重力操作能力とその重力操作に特化した高速演算。
彼女は、愛刀である『ゾディアックウェポン』と自らの魔眼を融合させて、本来ならば恵まれた体格でないと持つことすら困難であるこの大剣を宙に浮かせて自在に操る。（あくまで演出であり、装備としては両手を使用する。）

また、実験過程で体をいじくりまわされてしまった結果、極めて高い新陳代謝を獲得している。
これにより、病気やケガに対する耐性をもつが、かなりの大食いであると同時に通常の人間よりも『早く歳を取る』という状態である。
そのため、本来は薬王寺結希と変わらない年齢のはずなのだが、20代前後の年齢となってしまっている。


コードネームは日本の漫画家によって書かれたスパイダーマンの漫画『偽りの赤』から拝借しました。

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