【Dロイス】

　複製体を取得しているが、クローンというわけではなく、人間の両親から生まれた至って真っ当な出自。複製体を取得しているのは覚醒の経緯が原因。
　細蟹がまだ物心がつく前、両親共々ジャームに襲われた。首が座ったばかりだった細蟹は即死し、オーヴァードだった母親が命を代償に使用した『魂の錬成』に近いエフェクトによって蘇生・覚醒する。なおそんなことをしている間に時間稼ぎしていた一般人の父は無惨に殺されてしまった。しかしその時間稼ぎのおかげで細蟹が再び殺される前にUGNの救援がギリギリ間に合い、いまに至る。
　そのような経緯から細蟹のレネゲイドは自身のモノ以外にも“母親から複製されたレネゲイド”が混じっており、非常に限定的ながらモルフェウスのエフェクトを使うことができる。設定的に転生体とも迷ったけど、RBではないのでこっちに。

【メモリー】

　自分を見捨てて逃げれば助かったはずなのに、両親は何故逃げなかったのか細蟹には理解できない。
　ノイズだらけの原初の記憶、血まみれの母はあの時一体なんと言ったのか。それだけをどうしても知りたい。それを知るまでは死んでも死ねない。
　つまりは「愛している」を知りたいお年頃。

【コンセプト】

　PC1がトライの愛の人らしいので、こちらはピュアの愛を知らない子供。
　継続のチルドレンがオススメとシナリオ概要に書いてあったので一応継続PC。でも前のシナリオでは支部長のベストコミュニケーションによって完璧なメンタルケアがされてそうだったので、支部長と出会わなかったIF設定となっている。
　「愛ってなんなん？なんでそんなもんの為にキミ命かけれるん？」みたいなことを相方に問い掛けたいがために用意されたキャラ。
　継続前とかなり違うキャラになっているが、似たような事件を似たようなメンバーで似たような経緯で解決しているというスパイダーマンのマルチバースみたいな設定。