比較的兄妹仲がの良い1歳下の妹である「日南（ひな）」がいたが、
自身が高校2年生（つまり妹は高校1年生）のときに妹が階段からの落下事故により目の前で死亡してしまった経験がある。
それ以来、もともと明るくなかった性格はより暗くなり人を寄せ付けなくなった。

その後なんとなく高校教師となり配属されたN公立高校で
「旧校舎の階段に幽霊が出る」との噂を聞き、
嫌な予感がして確認しに来たとところまだ生まれたばかりの”階段の怪談”に遭遇。
思わず「日南」と呼びかけたところで何かになりかけていたそれは妹の姿になり、そしてそのまま憑りつかれた。

それ以来そのレネゲイドビーイングを妹として扱っているが、
厳密には「妹が死んだ事故がきっかけで生まれた都市伝説がレネゲイドビーイングになった存在」のため妹ではない。
しかし外見や言動、行動は完全に生前の妹と同じなので「それでもいいか」と流されている。

小山内 日南(おさない ひな)を名乗っているレネゲイドビーイング。
外見年齢は16歳（といっても他人にはモヤモヤした影にしか見えない）でセーラー服を着た普通の女子高生。
性格は明るく温厚。必要なことはちゃんと言うが気遣いもできるし友達は多い方だった妹の性格そのまま。
そこまでわがままではないが、兄はどんなお願いでも聞いてくれるのがわかっている。
１回断られても２回頼めばいける。