容姿・経歴・その他メモ

履歴

　山奥育ちの風流人。サムライを自称しながらも刀を抜かず、いつも対話か相撲で相手を制圧する。

　先祖代々伝わる山奥の秘境にて、彼は祝福されずに生まれた。母の腹の大きさから双子だと思われていたからである。「双子は凶兆」というのは為政者の間に広く伝わる言葉であるが、しかし彼らはただの一卵性双生児ではなかった。性別の異なる双子、異性一卵性双生児であったのである。父に縊り殺される寸前であった二人だが、「世継ぎと嫁ぎ子が一度に生まれることは吉兆である」と手のひらを返される。男児は「安綱」、女児は「紅葉(くれは)」と名付けられ、存分に自然の中で成長した。


　源氏が三代で滅亡し、断絶したことは事実である。しかし彼ら一族はあくまで「源氏」を自称している。それがどこまで真実に基づいた主張なのかは彼ら自身定かではないが、少なくともあの「童子切安綱」の姉妹刀、「童女切紅葉(どうじょぎりくれは)」を受け継いでいることもまた事実である。

セッション履歴