容姿・経歴・その他メモ

生まれながらの天才であり、不自由なく育ってきた。与えられた役割を全うするだけで与えられる数え切れない称賛と賛辞。聞き慣れた褒め言葉は飽きてしまった。
天才という、オーヴァードという、起源種という「特別」は、自分にとってのただ与えられた役であり、当たり前であり、普通である。
役割を捨てて世界に反旗を翻すことも、運命に手を抜いて敗北をすることも、可能なのだろう。でも、それを行うことは外部の正義感が許さない。だから、退屈ながらもこの役目を全うするのだ。
それが、自分の役割であり運命だから。
なんて退屈。

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