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以前より調査を行っていた■市、山中のFHのセルにて高濃度のレネゲイド反応を確認。
当該地区へと部隊を編成し急行させました。

地区のレネゲイド汚染は深刻でオーヴァードの隊員も身体の変調を起こしていました。
再度、部隊を編成し調査を続行。
地区内部ではExレネゲイドを確認。
凶暴化しており、数も多く内部の調査は非常に困難でした。

※また、地区内部では施設内も含め、FHと思しき生存者及び死傷者の姿はありませんでした。

4人編成の部隊にて、隠密行動を実行。
強大なレネゲイド反応があった施設を発見。
数回の交戦の後、レネゲイド汚染がより深刻な最奥部まで到着。

施設は研究で使われていたようで最奥部には女型のレネゲイドビーイング、人型ジャームの亡骸、小型の箱を確認しました。
レネゲイドビーイングは意識不明、ジャームは箱に覆い被さるように倒れていました。

回収した“箱”は検査の結果、“パンドラの箱”と呼称される遺物と推定。内部は如何なる方法でも確認が出来ませんでした。
厳重に保管と管理を推奨します。

※現在の“箱”の中身は不明ですが汚染地区の状況から高濃度のレネゲイドウィルスが封印されていたと思われます。
また、箱の外部に“古代種”と“起源種”のレネゲイドウィルスの付着を確認しております。

女型のレネゲイドビーイングは保護後に姿が少女型へと変容。
聴き取りを行いましたが、記憶の大部分を喪失しており聴取は中断し、経過を観察中です。

※推測にはなりますが、“パンドラの箱”に付随した、箱の開けるための“鍵”かと思われます。

汚染地区は封鎖処理と土地保有者の記憶の消去を実行。以降UGNの管理下に置きます。
　　　　　　　　　　　　　　
※追記
ジャームの死骸の持ち物を調査したところ、■市在住の一般男性と判明。調査の1週間前に行方不明届けが出ていました。

現状、不明な部分も多く再度調査を行い究明を続けて行きます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■■■・■■■■■■