容姿・経歴・その他メモ

物心付いた頃から、自分には妻がいた。
それは刀だった。

その刀の声は自分にしか聞こえないらしく、いつも色んな大人達がそこに来ては、その刀が何を言っているのかを色々聞いてきていた。

また、自分の周りには色々な動物のお面を付けた大人達がいて、自分の世話をしてくれていた。

ある時、屋敷が襲撃に遭う、大勢が死に、屋敷も跡形もなく壊されてしまった（FHの襲撃だということが後に明らかになる）。

かくいう自分自身は刀の警告のお陰で難を逃れる事が出来たが、生き残ったのは自分を含めて5人程度であった。

その後、事件を調査しに来たという谷 修成らに助けられ、そのまま紆余曲折あり、オーヴァードの一人としてUGNに預けられる事になる。

その刀は特別な力を持っているらしく、彼は幾度となくFHからその存在を狙われている。

UGNも刀の調査を行っているが、あまりにも情報が少なく、難航状態となっている。

彼の力と、過去に起きた事件によって、その刀が何をもたらすか分からない以上、彼の扱いは慎重になるべきだとUGNは結論づけた。

現在、彼はどこにも所属せず、行動の殆どを制限され、常に監視されている。

傍から見れば異常な対応なのかもしれないが、UGNに来る前から管理生活を受けていた彼にとっては、さほど苦痛には感じていないようだ。

皇 真里について

彼自身は感情を表に出すことは少なく、常にふわふわしている不思議な子供、遊ぶ事が好きで、よく大人達を誘っては鬼ごっこやかくれんぼをしている。

何度か助けられた事もあるらしく、刀の存在に対しては好意的である。

人との繋がりを家族しか知らない為か、よく人を家族認定しては勝手に家族を増やしている。

ジャーム化するリスクをいつでも抱えているオーヴァードである彼は、この大切な繋がりによって自分自身と自分の大切な仲間を守っていきたいと思っているのだ。

明星憑き

皇 真里と結婚しており、彼に力を貸している刀の姿を取っている支配型レネゲイドビーイング、常に彼に持ち歩かされている。

明星憑きというのはその刀自身が名乗ったコードネームであるので、本名は違う可能性があるのだが、本名は分かっていない。
もしくはただ単に無いだけかもしれないが。

便宜上レネゲイドビーイングに分類しているが、独自の意志や思考能力はあっても、「ヒューマンズネイバー」を持たない、自身の声は特定の人間にしか届かない、力を発揮出来るのはその特定の人間に憑いた時だけといった、レネゲイドビーイングの特徴とは少し異なる性質も持っており、その正体が何なのかは現在UGNでは掴めていない。

能力の一つとして、簡単にではあるがレネゲイドウイルスの性質とシンドロームが「匂い」で判別出来るらしい。

調査によると少なくとも千年以上は前からこの刀は存在していたらしく、彼の前にもこの刀の使い手は何人もいたらしい。

余談

ずっとこの衣装のままである。
着替えさせてもいつの間にか元に戻っている。

履歴

「おじいちゃん」が病気で入院している為、たまに病院に通っている。

大門寺 美香という古代種持ちのオーヴァードと友達になった、彼は一生を懸けて添い遂げるつもりである。

セッション履歴