容姿・経歴・その他メモ

親を殺したジャーム（ 彼岸との交信《シナスタジア》 ）
・懐旧／✔侮蔑

土煙と硝煙の香りの中、僕は重たい瞼を開けた。
倒壊したビルの瓦礫の下で横たわる無力な僕は、ただ這って両親の元へ向かうことしか出来なかった。

「バカな人間。レネゲイドビーイングと人間の融和など、夢、幻に過ぎないというのに。」

血を流して倒れる父と母。そばに立つ長身痩躯の女は、声を発することも出来ない僕を見て、女は嘲笑う。
「・・・憐れな子。」

女の通信端末に連絡が入る。
「・・・彼岸との交信《シナスタジア》。奴は始末したか？」
「えぇ、これより帰投するわ。すべては、我らの目的のために。」

その後、僕はUGNに入り能力を覚醒した。

その女の顔を、僕は一度も忘れたことがない。
いつか、必ずこの手で殺してやる。

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