活動時のコードネームはドッペルゲンガー
影を操り他者のレネゲイドを取り込み模倣することはウロボロスというシンドロームの特徴だが、彼女の影は必ず相対した敵と同じ姿をとると言う。

世間で言われる超常現象のように、その影を見たものは命を落とす、死を告げる影となる。

それとウロボロスシンドロームのRBなどゼノスに知られた時点で戦争待ったなしなので、日常ではオーヴァードである反応を隠し、戦闘時には敵対者は確実に殺している。

とある少女の死体に宿ったレネゲイドが、その身を模倣し、都市伝説などにおけるドッペルゲンガーの話を核に産まれたRB。

産まれてすぐにUGNによって保護され、その後教育を施されたことによって最低限の知識、常識を学んだ後、月見里　紗という架空の人物の戸籍を与えられUGNイリーガルとして活動を始めた。

RBとして人類を理解したいと考えており、その手段として結論付けたのが、人を理解するには人の生活の中に入りその生活の中で変化する情動を観測することだった。


その精神性は昆虫に近く、根本的に感情を理解していない。彼女が表す表情と言う名の感情表現は、人の観測の結果、この状況ではこの顔をする。という無機質なデータの集積によるものでしかない。
幸いだったのは、産まれてすぐに保護され社会通念上の善悪を学んだことだろう。そうでなければ、人を知るためにあらゆる手段を用いていただろうことは間違いがない。

危険性は認識されているだろうが、個人の戦闘力と検体として希少性から、研究サンプルとして自身の細胞や血液、それらに含まれるレネゲイドをUGNへ提供することで排除されないよう立ち回っている。