容姿・経歴・その他メモ

「さぁさぁ！今日も我等がハンプティ・ダンプティ座の公演だよ！」
「今宵も皆様に、とっておきの奇術をお見せしましょう！」

英国、ロンドンに拠点を構える奇術師集団「ハンプティ・ダンプティ座」のメンバー。座長がずんぐりむっくりした体型であることが由来。

ハンプティ・ダンプティ座の中心人物の一人。曲者揃いのハンプティ・ダンプティ座において一番社交的な見た目と話し方をしているため司会進行的な立ち位置を任されている。
お客へのファンサービスも欠かさず、時折不穏な噂も流れるこのロンドンに笑顔を与えるべく活動している。

彼の所在地は不明。どこに住んでいるのかも分からないし、プライベートな事を一切話さないため謎も多い。
それ故か、普段の社交的な態度や話し方と裏腹に謎が多いというギャップも人気の秘訣となっている。
「僕の普段ですか？──ふふっ、それは秘密ですよ」
「秘密は秘密だからこそ美しいものですからね」

















「──さぁ、聞かせておくれよ。君の嬌声(ひめい)を」
「もっと叫んでおくれよ。生にしがみついて、けれど、その手が滑り落ちるときの表情を見せておくれ」
「そのときの君は、どんな表情(かお)で死ぬんだろうね」

ハンプティ・ダンプティ座の本当の姿。
それは暗殺集団だった。
ロンドンに害を成す者の殲滅。痕跡を残さない故、一度たりとも表沙汰にもならない暗殺のスペシャリスト達の集まりだった。
彼等の共通認識はただ一つ「ロンドンを愛している」である。

本来のゼオスは殺人は芸術と捉えている異常者である。
人を殺すときに見せる懇願する顔、苦痛に歪む顔、絶望に打ちひしがれる顔、それこそが彼にとっての愉悦だった。人が死ぬときに見せるその表情こそが人の本質、そう考えている。
ただし、ただの快楽殺人は行わない。あくまで対象はロンドンに害を成す者だけである。



現在はゼノスとある程度の協力関係を築いている。UGNとFHは根本的に思想が相容れない。
ただし、思想は相容れないが、それがロンドンを守るために必要であれば協力はしてもいいと考えている。



都築京香との関係
数年前にゼオスは彼女と出会う。このときに一悶着あったようだが、ゼオスは彼女の姿に心酔し、協力関係となったようだ。
ゼノス側から依頼があれば、優先的に応えている。
ただし。彼が心酔するのはあくまで都築京香という物質そのものだけである。ゼノスのプラン等に関しては全くもって興味もない。思想には否定はしないが心酔もしていない。
都築京香の苦痛に歪む顔を見てみたいと思っている節がある。ただし、都築京香がそう易々とその姿を見せることはないだろう、見たらその時点で都築京香への興味は失われるであろう事を予想しているのか、行動には移していない。少なくとも、ハンプティ・ダンプティ座の目的を害することが無ければ、の話だが。

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