容姿・経歴・その他メモ

◆起源
RBとしての起源は神社に生えていた『フォックスフェイス』と呼ばれる植物。"幸せを呼ぶ縁起物"として植えられてからずっと彼等を見守ってきた。
それからは起源の解釈を拡大させ、"キツネアザミ"、"キツネノボタン"、"キツネノカミソリ"などキツネ由来の植物の力も取り込み存在を確立させ力を増していった。

◆覚醒後
"玉藻様"から力を与えられ覚醒してからは人の姿を取れるようになり、UGNに接触。フリーのライダーではあるがネストと協力関係を結び活動している。

警戒心が強いのか、他のエージェントと違い自ら現場に出ることは少なく、《ハンドリング》によって小狐達を操る事で戦場を駆ける。因みにこの小狐達は4年前の戦闘時、奇跡的に生き残った子達。それからは志を共にし協力してくれている。

《壁抜け》、《猫の道》、《地獄耳》と情報収集能力と隠密性にとても優れる事から斥候としての役割を担うことが多いが《ドクタードリトル》によって会話も出来る為、お供としても優秀(しかも可愛い)とエージェントやレジスタンス達の間でも重宝されているが、本人の姿は誰も知らないらしい。

基本的な役割として戦闘は本体、斥候は小狐達に任せている。

FHに自分の存在を漏らさない+"玉藻と尾達はまだ生きている"という事を象徴する為か如何にも自らは"狐である"と偽り、味方すらも欺き続けているのだが、いつからか小狐達も自分の事をお狐様と呼んで慕ってくれる様になり嬉しいんだか寂しいんだか。

◆好物
甘いもの。小狐達も甘いものに弱い。

◆コードネーム
かつて"GEATS"と名乗っていたキツネを彷彿とさせる仮面ライダーがいた。その名を受け継いでいる。

◆"新・九つの尾"
コン、ギン、アカネ、シズク、アイ、チャコ、スモモの他にもう二尾と、本体である"十尾"が控えている。

履歴

かつて"玉藻"と呼ばれる神格のRBが祀られていた神社があった。野良のRBを受け入れ、巫女と狐達が仲良く暮らすその神社はUGNとも協定を組み平穏な日々を守護していた。

然し、その平穏は唐突に終わりを迎える。

4年前、UGNとFHの長きに渡る抗争にｹｯﾁｬｺがついた。

最後の戦いの時も玉藻に仕える巫女達に、"九本の尾"達は抗い続けていたが、最終的には神社に攻め入られ、防衛網を崩されてしまいその命を落す。
神格だった"玉藻"でさえFHに甚大な被害を及ぼしながらも最後には倒れ、"彼"はその光景を眺めていることしか出来なかった。

どれだけ共に戦いたくとも身体は動かず、目の前でいつも真摯に世話をしてくれて、話しかけてくれた巫女が侵され、悲鳴を上げる様を…玉藻とその尾達も次々と倒れていくその様を見ていることしか出来なかったのだ。

何故なら…当時の"彼/彼女"はまだ、神社内に生えているだけの"植物"でしか無かったのだから。

あの時程自分がただの植物であったことを恨んだ日はないだろう。

全てが終わり神社には静寂が訪れた。
雨の音のみが支配するその空間で声も無く嘆くことすら出来ない彼に、死に体だった玉藻様が最後の力を使い十本目の"尾の力"を分け与えてくれたのだ。

…そのおかげで今、"彼/彼女"は戦場に立つことが出来ている。

セッション履歴