獣の星葉を受け入れてくれた初代相棒・レンとは結婚を約束した仲だった（明日ジャームになってもおかしくないから結婚してほしいと泣きじゃくってプロポーズ）。
未だにレンを想ってる。レンから貰った指輪が捨てられない。未練たらたら。おまけに『アタシがもっと早く駆けつけてたらアイツは死なずに済んだ』という悔恨もずるずる。
『こんな自分を受け入れてくれるのは、後にも先にもレンだけ』だと思い込んでる。

二代目相棒に対して"わざと"邪険に扱っている。
自分の暴力衝動のせいで怪我させたくない。だから、わざと辛く当たったり脅したりして、星葉から逃げ出すのを待っている。
本当は誰よりも大切にしたいのだ。大切にしたいから、邪険に扱って、酷くして、いじめて、自分から離れてほしい。
上司にバディ換えを願えば済む話なのにそうしないのは、『アタシを見捨てないで。助けて』という無自覚な叫びだからである。
生きるのがヘタクソな女、本当に愛しい。

れもん産PCの例に漏れず、彼女にとって"人間"とは『大切な人を傷つけず愛せる者』『己が善と定めた規範に沿って生きられる者』を指します。
いわゆる『人間らしい振る舞い』というやつです。オーヴァードだろうが一般人だろうが関係なく、それを実践できるなら"人間"です。

しかし彼女はたびたび衝動に負け、闘争欲に呑まれ、家族や同僚を傷つけます。
なので彼女は自らを獣と謗ります（その恥じ入る内省こそ最も人間らしい心だと思いますがね）。
本気で自分が『酷い奴』だと思ってますが、本性はすごく優しい人情家です。激情家ですが。
暴力衝動が抑えきれなくて不器用なだけです。獣の自分が心底嫌いです。れもん産キャラ、すぐ自分を呪っちゃうな……。

しかし　ただ一人でも、こんな獣を"人間"と認め信じてくれる人がいるなら、彼女はその人のために"人間"であろうとするでしょう。
どんなに欲望や暴力衝動に苛まれても、"人間"として、善や愛や正義のために戦うでしょう。
だからつまり……任せましたぜ、HO2！

ぶっちゃけサラマンダー積もうと思いました。だってコレ前振りとして十分だろ。サラマンダーをしろと言わんばかりのHOだよ！炎を引き連れる激情家でも良し！あの日から時が止まった氷遣いでも良し！うひょ～～～～～！！美味しい！

……………絶対歴代HO1と被ってるよぉ！

なのでちょっと『炎』のテーマの切り口を変えて、キュマイラにしました。

獣は炎を恐れるか為すすべもなく呑まれるかの二択です。
果たして彼女は炎と対峙する獣になれるのか。

炎を飼い慣らす獣の名を、私たちは皆知っているはずなのです。

そんなわけでシナリオ内で『炎＝感情、衝動、我欲、全てを焼き尽くすおそろしいもの』というような意味合いの台詞をちょいちょい張っていけたらなあ、と思います。できるかな…？
シナリオテーマとそぐわなかったら、すぐに方向転換するんで言ってください！！！！！