夢見る空手少女。自身の父が作り上げた流派。堤流空手を継承しつつ、父を殺した因縁の相手、重岡倍山を探している。
　しかし、本人はあまり暴力が好きではない。また、倍山のことを憎んではいるが、同時に父の仕事柄、いつかはこういう結末になっていただろうということも理解している。そのため、倍山と会い、戦い、そして勝つことで父の夢を叶えたいと思っている。
早乙女百合香という少女に対して恋愛感情を抱いている。しかし、彼女はそれを「恋」だと自覚していない。
　まだ１６歳にして、堤流空手の師範となっている。しかし、他人を殴るのに抵抗があり、また人ならざる力を得た為、万が一の事故がないように師範代に任せている。（本音は、学校生活を楽しみたいからだが）

　平成生まれの少女。父子家庭で、父側の祖父母と一緒に暮らしていた。
５歳の時、彼女の祖父。堤太平が創立した堤流空手を仕込まれる。ただ、かな自身は人を傷つけることが好きではないのであまり乗り気でなかった。
父は格闘技・裏格闘技団体で賞金を稼いでいた。マトモな仕事ではないことは理解しつつも、常に高みを目指す父の姿に尊敬の念を覚えた。しかし彼女が６歳の頃、父が裏格闘技で「重岡倍山」と戦い、敗北した。そしてその時に負った傷のせいで死亡する。この時のショックから、倍山への復讐を決意。祖父に堤流空手を教えてもらう。
逆恨みだと理解しつつも、小学生、中学生時代を空手の為に費やした。
　そして高校生になる。これまで通り空手に打ち込むつもりだったが、様々な人と触れ合い、好きな相手を見つけたことで復讐心が薄れてゆく。元々好戦的な性格でもなかった為、彼女の中での恨みつらみが段々と消えて鎮火した。今は、父の仇をとることを第一目標としつつも自分の人生を楽しむことに注力している。

「強化人類（ヒューマン）」
　一般人より身体能力が高く、頭が良い。それのみ。
戦闘は、堤流空手による打撃技を得意とする。

好きなもの：お菓子
嫌いなもの：人を傷つけること、道場破りが来ること。重岡倍山
好きな食べ物：お菓子。特にクリームがいっぱい乗っているもの
嫌いな食べ物：形がなくなるまでぐずぐずに煮込んだ小松菜
趣味：布団でうとうとすること。
将来の夢：公務員

フィンランドの大気、天空の女神
人を傷つけることが苦手な彼女に力を与え、最低限の闘争心を育ませている。