容姿・経歴・その他メモ

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生まれた時はね、ノイマン/キュマイラのクロスブリードだったんだ。
親がUGN黎明期からのエージェントだったらしくてね、父さんがノイマンで母さんがキュマイラだったらしくて、こう言うのって実は遺伝とかあるのかな？

それでね、生まれた時からオーヴァードだった私もチルドレンとして育てられたの。
それでも昔は家で過ごしてたみたいなんだけど全然覚えてないや、2歳の頃お父さんもお母さんも外国の危険地帯？の任務で死んじゃったらしくて会った記憶もないから。
一番古い記憶ではもう施設で訓練してたから教えてもらわなきゃ全然知らなかったんだけどね。

なんかやばい任務だったらしくてなんか精鋭だったらしいチームは全滅、お父さんとお母さん含めた何人かなんて死体も残ってなかったんだって。
だからお墓の中も空っぽ。UGNでは良くあることっぽいけどね。

あーでも写真があってね、お父さんとお母さんと赤ちゃんの私の……それ見るとなんか懐かしい気持ちになる気がするんだよね。
ちなみに色々教えてくれたのは施設の教官、両親の昔からの友人だったらしくて私のことも生まれた時から知ってたみたい。
「あいつらの娘なんだから俺にとっても娘みたいなもんだ〜」とか言ってたけど絶対嘘、娘だと思ってる相手なら絶対訓練あんなきびしくしないもん！
まあ私は結構優秀なチルドレンだから、過酷な訓練だってこなしてったわけだけど！

10歳の頃にはエージェントや他のチルドレンに混じってジャーム退治なんかもやったことあるんだ、その時は日本刀一本でね、それもお父さんが昔使ってたやつらしいんだけど…キュマイラのパワーとノイマンの立ち回りで大人に負けないくらいの活躍ができてた。

しばらくは順調で新しい武器も手に入れたんだ。
大人数でのFHの研究施設への突入任務の時に私たちの小隊が向かった保管庫にあった大剣がなんか私と適合したらしくて、EXレネゲイドっていうのに感染した特別な剣だったんだけど持ち帰ったらそのまま貰えちゃった。

強そうな武器だし持ち替えようとも思ったんだけど日本刀の方にも愛着湧いちゃっててさ、元々お古だったのにまた捨てられちゃうってのも可哀想かなって……
それでせっかくなら両方使おうって思って訓練して大剣×日本刀のスタイルに落ち着いたの
使い分けも出来て結構便利なんだこれ。

でもそのちょっと後に……私、ミスっちゃったんだよね。
ジャームの溜まり場になってる郊外の廃倉庫への強襲任務だった。私含めたチルドレン内でも優秀な4人での任務で事前の調べでは大した事ない敵だったから……油断してたんだと思う。
編成組んでお互いに周りのサポートをする手筈だったのに……自分に向かってくるジャームに手一杯で友達の一人を助けられなかった。
隠れていたジャームに不意打ちをくらったその子はそのまま追い詰めれて……
やっとの思いで薙ぎ払って駆けつけた時にはもう手遅れだったんだ。
任務は無事終わったけどあの時は3人ともすごく後悔したし落ち込んだと思う。
もっと強くなろうって誓った。

そこからしばらくは順調だったかな、経験も実力もつけていって、FHエージェントとも渡り合えるようになってきて……

１つ転機があったのが数ヶ月前、サラマンダーの力に目覚めたの。
丁度あの時生き残った二人との任務だった、戦いは劣勢で増援を待ってる状況だった。
なんとか受け身で耐えてたんだけど私の日本刀が途中で折れちゃって……そこからどんどん押されちゃって二人も限界でって時だったの、折れた切先から炎が出て……今度こそ誰も死なせたくないって気持ちが伝わったのかなって、その時は神様の存在信じちゃった。
その時はなんとか形勢を取り戻せて増援が間に合ったんだ。

それからはトライブリードになって今って感じかな、正直日本刀なくても剣は作れるんだけどやっぱり手放せなくてさ、愛着もそうだけど……見守って貰ってるような気がするから……。

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