ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

新堂 玲 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

巡る炎(ケルビム)新堂 玲(しんどう れい)

プレイヤー:w

年齢
27
性別
星座
身長
172
体重
65
血液型
ワークス
UGN支部長
カヴァー
神父(予定)
ブリード
クロスブリード
シンドローム
サラマンダー
ノイマン
HP最大値
28
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
6
戦闘移動
11
全力移動
22

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験
邂逅
覚醒 侵蝕値
衝動 侵蝕値
侵蝕率基本値0

能力値

肉体2 感覚1 精神4 社会2
シンドローム2+0 シンドローム0+0 シンドローム1+3 シンドローム1+1
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正0 その他修正0 その他修正
白兵 射撃 RC4 交渉
回避 知覚 意志 調達
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:サラマンダー 2 メジャーアクション
災厄の炎 5 メジャーアクション
攻撃力+Lv*3,組み合わせたエフェクトの対象・射程は本エフェクトの内容に固定
フェイタルヒット 3 オートアクション
攻撃力+lv*D
絶対零度 3
暴走時、【精神】のダイスをlv+1個
クリメイト 1
プラズマカノン 2
1
1

コンボ

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
怨念の呪石 20 セットアップで使用し、暴走付与。暴走中、 Atk+2d10する。 使用したセットアップ終了時、侵蝕率+3 1回/シーン

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 144 20 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

神は人を追放し、命の木に至る道を守るため、エデンの園の東に輪を描いて回る炎の剣を置かれた。
――――――――旧約聖書「創世記」3章24節

彼は只人ではない。
ただそれでも敬虔な神父であった

異形として、人の役に立とう。

主が僕を愛しているかはわからない。

だからこそ僕は主を愛する。
煉獄の炎だろうと、主のために、主が愛する人々のために使おう。

概要


名称:新堂 玲
コードネーム:“巡る炎”-ケルビム-
性別:男
年齢:27歳
一人称:僕
三人称:すべてさん付け
性格:柔和で、感情が出にくい。
出身:敬虔なクリスチャンの家庭
好み:静かな場所、祈りの時間
苦手:脂っこいもの
嫌い:他人を傷つけること、他人を傷つける人

生まれ

見た目は中世的な優男。
朝霧市のカトリックの両親に育てられ、神の教えに忠実に生きた。
決して裕福ではなかったが、その境遇になんの不満もない。

とはいえ朴訥としたその性格は、多くの友を作るには向かなかった。
友人と言えるような人はただ一人。
百瀬栞というはつらつとした女の子だ。

家が近かったのもあり、よく遊んでいた。
彼女は玲とすべてが違った。

自分が持っていないものをすべて持っているように見えた。
彼女は明るくて、自信があって、皆を引っ張っていく少女だだった。

それでも玲は、それをうらやましいとは思わなかった。
彼女はよく玲のことを植物のようだと言った。

確かにそうだと思う。
親の言う通りに祈り、神を愛し、両親に愛されていた。

その境遇に、何の不満もない。

それは言い聞かせていただけだったと気付いたのは、10歳ごろ、親が事故で他界し、父と旧知だった町の神父に引き取られた後になってからだ。

栞の家は少し遠くなり、学校も別になった。

ぽっかりと胸に穴が開いたようだった。
そうして気づく。
いかにあの少女に寄りかかって生きていたか。

いや、寄りかかっていたんじゃない。
栞と一緒にいれば、自分も魅力があるように思えたのだ
彼女と離れれば、そこにいたのは植物のような、つまらない少年だけだった。


とはいえ自分は彼女にはなれない。それは自分の仕事ではない。

そうして彼はようやく二の足で立ち始めた。学校でも友人を作り、勉学に励み、人々の懺悔を聞き、人に寄り添う立派な神父として生きるべく邁進した。
だからこそ、栞に会うことはもうやめた。
こんな年の少年少女だ。駅が2つ3つ離れれば、すぐに疎遠になるものだ。

そうして3,4年がたった。

彼の務める教会に、彼女が来た。

高校がこちらなのだという。
新堂と同じ高校に春から通うらしい。

彼女は変わらず、強く、元気で、明るかった。
ただそれでももう無垢な少女ではない。
いや、きっとあの時からそうだったのだ。

ぽつり、ぽつりと愚痴や弱音を漏らしていった。
他愛のない愚痴だ。
受験が面倒だ、腹の立つ先生がいる、この前友人と喧嘩した。

玲はそれを優しく聞いた。
彼女も気兼ねなく話していた。

幼いころのように、毎日外で遊びはしない。
クラスも別に同じではなかった。
ただ、たまに教会を訪ねてきて、他愛のない話をする。
たまには弱音を吐く。

それだけの日々だった。

やがて玲は別の街の大学で神学を学ぶことになり、朝霧市を去った。

そうして大学を出て、別の教会で働いた。

一度だけその教会に栞が来た。
会社員になったのだという。
会社の愚痴を少し聞いた。

玲はそれまで数多の人々の話聞いていた。
懺悔だったり、なんのことはない生活の悩みだったり。

だからわかった。
栞は人には言えない何かがある。
盗みを働いたとか、人を欺いたとかそういう話ではない。
わからないが、ひどく重い何かを抱えている。
それだけは分かった。


そうして彼女は、また来る、と言って教会を出た。

それが彼女をみた最後の姿だ。


しばらくして、玲は彼女が抱えていたものが何か、身をもって知ることになる。

UGN加入


20代も後半に差し掛かろうというとき。
教会が襲われた。

あれは人なのであろうか。いや、あんなことをするのは人ではない。
入ってくるなり教会の戸を凍らせて、冷え切る教会で凍えながら逃げる信徒や孤児を端から切り裂いた。
楽しそうに笑いながら。何の目的もなく、人々を傷つけていた。
悪魔だと思った。

玲は生まれて初めて憎悪というものを知った。
赦されざる悪を知った。

何かが切れる、音がした。
そこから先は覚えていない。
気付けば皮膚は焼け爛れ、関節はひしゃげていた。

周囲の信徒は化けものを見るような目で自分を見ていた。

そこで気付いた。この男は、誰も殺していなかった。
いま思えばいたぶっていただけなのだろう。

ただ事実として、その教会に殺人者は一人だけだった。


しばらくして、UGNが現場に駆け付け、玲は保護された。


オーヴァードのこと。レネゲイドのこと。あの狂った男のこと。あれは、ジャーム、というらしい。
あの男は被害者ではないのか。すべてを知った時そんな風にさえ思えた。


しかしてもう行く当てもない。
この炎はなんなのか。悪魔の炎か。主の灯か。
それを確かめようと思った。

主の思し召しか否かなどちっぽけな自分にはわからない。
であれば祈り、愛し、この力で正しいと思うことをしよう。
そうして、戦うことを決めた。

ただし彼は戦ったことなどない。
人を傷つけたこともない。
そしてオーヴァードとしての力も、さしたるものではなかった。

ただ、幸か不幸か。
それは神への信心がなせる業なのか。
あの狂った男になりたくないという恐れからなのか。

レネゲイドが暴走しても、精神は平静を保つことができた。

そして彼の武器として与えられたのが「怨念の呪石」。
危険な代物として保管されていたが、玲はそれに適合した。
不思議と戦いの恐怖、人を傷つける恐怖も薄まる気がした。

そして彼は、第一線での活躍を期待されるようになる。
そして少し詳細な資料も見れるようになった時。

百瀬栞の名を見つけた。
彼女はやはり優秀だったようだ。
そこには数々の実績が連なり、支部長にまでなったという。
そうして最後にぽつりと

作戦行動中行方不明 MIA

そんな記載があった。


その後任に自分がなると聞かされた時は、何のいたずらかと思った。
きっと彼女よりうまくやることはできない。
けれど、彼女の後を継ぎたい。
そんな気持ちがないまぜになり、意図せぬ帰郷の途へとついた。

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