パーソナルデータ

名前： 夜見 雫(よみ しずく)
性別：女性　年齢：18歳
ブリード：クロスブリード
シンドローム：バロール／ハヌマーン
ワークス／カヴァー：UGNエージェントB／高校生
所属：UGN
コードネーム： 烏夜の瞳(セカンド・サイト)
誕生日： 10月11日
身長／体重：154cm／46kg
好きなもの：映画鑑賞、いちご大福
嫌いなもの：ひとりでいること

一人称：わたし　二人称：あなた
テキストカラー：#BAA4C4 薄色

概要

イリーガルとしてUGNに協力する高校生。人見知りで引っ込み思案なため、周りの人間と距離を取ってしまいがち。友人と呼べる友人は幼なじみである白沢 夕(しろさわ ゆう)だけ。
学校ではどう接すれば良いかわからない子として敬遠されており、夕が側にいることが常だった。しかし、高校3年のクラス替えで別々になってしまったため今は一人でいることが多い。また、少し前に契約した遺産の影響で徐々に視覚を失っており、いつか夕の姿も見えなくなるのかと怯えている。

幼い頃に両親が離婚し、父親に引き取られてふたり暮らしをしていた。離婚の原因は分からなかったが、父がずっと母を愛していることだけはよく知っている。父親が仕事でいつも帰宅が遅いため、隣に住んでいる白沢家が面倒を見てくれることに。彼らは暖かく、本当の娘のように可愛がってくれた。中でも、同い年の男の子である夕とは学校が同じなこともありずっと一緒に遊んでいた。
夕と同じ中学に通い始めて少し経ち、相変わらず白沢家で夕と勉強をしていた時、一階から悲鳴が聞こえた。何事かと2人で様子を見に行けば、血を流して倒れる白沢夫妻と、血濡れのナイフを持った雫の父が。夕はショックを受けながらも、雫を庇うように前に立ちはだかった。後ろで庇われた雫が夫妻と夕への罪悪感でいっぱいになったとき、その償う想いからオーヴァードに覚醒。父に威嚇射撃をし、白沢一家を庇った。

その後、騒ぎを駆けつけたUGNによって全てが片付けられた。白沢夫妻は死亡、雫の父は殺人の容疑で逮捕、夕には記憶処理が施されるとに。「両親は不幸な事故で亡くなり、雫の父は麻薬所持で逮捕」であり、世間にも同様に報道された。実際に父は麻薬を所持・使用しており「白沢夫妻は自分を殺すために娘に取り入っている」という妄想に囚われ、自分と娘を守るために殺したと供述している。

現在夕は親戚の家に引き取られ、雫は母親の元で暮らしている。離れたところに住んでいても、父親が犯罪者であっても前と変わらず接してくれる。父が悪いのだと分かっているし、記憶が無い夕は何も知らないけど、彼の日常を守るぐらいでしかこの罪は償えないのだ。だから出来ることを精一杯やる。寂しいから一緒にいたいだけではない、と自分に言い聞かせて。

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